誰でも初めてのお産は不安ですよね。
先輩ママたちから聞く出産や赤ちゃんのお世話の大変さ。
赤ちゃんを迎える期待や嬉しさよりも不安がまさって、ナーバスになる臨月。
これは私が実際に臨月に体験した出来事です。
画像: 「痛かったら言ってくださいね」「痛いです!!」言われた通りにしたのに → 医者の言葉にモヤモヤ、、、

地元で大人気のA産婦人科

私がお世話になったA産婦人科は地元で大人気の産婦人科です。
というのも病院食がとてもおいしく、特に出産後に出される祝い膳の豪華さは、まるでレストランのフルコースのよう。

当時住んでいた家から歩いて行ける距離にあり、私は妊娠前から「自分のお産はここでしたい」と考えていました。

妊娠がわかって

市販の妊娠検査薬で陽性反応が出た時、迷わずA産婦人科に通院を決めました。
大人気の病院なので待ち時間が長くて大変でしたが、主治医になってくれたB先生は気さくで感じのよい医師でした。

「やっぱりこの病院を選んで良かった」と思っていたのですが……。

なぜ怒る!?

それは臨月に入ってからの通院での出来事でした。

その日の内診中にB先生が「痛かったら言ってくださいね」と声をかけてくれました。
臨月に入っての内診は痛いものだと聞いていたので我慢していましたが、B先生の言葉に思わず「痛いです!」答えてしまいました。

一度痛いと口に出すと止まりません。

「痛い! 痛い!」と答えていると「こんなことで痛がっていたら、お産はできませんよ!」と、普段とは違う鬼のような形相で怒り出すB先生。

「痛かったら言えって言ってくれたのは先生なのに……」とモヤモヤした気持ちのまま帰宅しました。

その後

数日後、私は破水し入院しました。

「痛いって言わずにお産できるかしら?」とビクビクしていましたが、お産の日と学会が重なり分娩に立ち会ってくれたのは初めて会う代理の先生!
こんな展開ってアリ!? とびっくりしましたが、無事第一子を出産しました。

B先生になぜあんなに怒られたのかいまだにわかりませんが、患者と赤ちゃんのことを考えてくださっていたからこそ、厳しい言葉になってしまったのかもしれません。B先生に悪気はなかったのかもしれませんが、不安でいっぱいだった気持ちがさらに不安になってしまった、初産婦の頃の苦い思い出です。もちろん、診察していただいたことはとても感謝していますし、出産の大変さを身をもって知りました。同じような初産婦の方に出会った時は、不安な気持ちに寄り添ってあげられたらと思います。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:K.Sakura


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