『子どもを授かりたいのになかなかうまくいかない』
そう悩んでいるカップルも多いですよね。
そんなとき、相談した友人から酷い対応を受けたら……?
今回は、筆者の知人から聞いた不妊症を友人に相談した時のエピソードをご紹介します。
画像: 【不妊症】の私を慰めてくれた友人 → 翌日から『我が子との幸せ話』ばかりしてきて──!?

大好きな夫との生活

私はアラサー主婦。
夫とは7年前に結婚し、以来2人で穏やかな毎日を過ごしています。

私も夫も仕事が激務ということもあり、数年前までは顔を合わせない日も。

そんな毎日と健康を心配した夫が転職!

在宅ワークで時間に余裕を持てるようになった夫が羨ましくなり、私も転職しました。

その結果、2人とも家で仕事をできるようになり、夫婦の時間がたくさんとれるように。

大好きな夫と1日中一緒にいられるようになって幸せではあるのですが、ある悩みが……。

不妊症に悩んでいた

それは【なかなか子どもを授かれないこと】。

時間に余裕ができてから、お金もしっかり貯まってきたので、子作りに励むようになっていました。

「男の子かな、女の子かな?」
「どっちもかわいいよ♡」

そんな甘々な会話をしていたのも、はじめの半年ほどだけ。

タイミングを計ったり色々試しましたが、1年子どもを授かれないままでした。

不安な気持ちを抱えて産婦人科に行くと……。

「不妊症の疑いがあります」

元々月経困難症で悩んでいた私でしたが、不妊症も発覚したのです!

辛くて悲しくて、その日は帰って夫の顔を見た途端、号泣してしまいました。

夫はそんな私に寄り添ってくれ、
「一緒にがんばろう」
と前向きな声掛けを。

そこから数年、不妊治療に励んではいるものの、なかなか妊娠検査薬に引っ掛かることはありませんでした。

友人に悩みを打ち明けると

そんなある日、久しぶりに元同僚でもある友人女性から連絡が。

夫からも『気分転換になるよ』と背中を押され、会うことにしました。

すると、ちょうど会う予定日、またも妊娠検査薬の結果は【陰性】。

『気持ちを切り替えて楽しもう』とは思ったものの、どうしても引きずってしまい……。

思わず『不妊症で悩んでいる』と打ち明けたのです。

すると友人は涙を流しながら
「辛いよね、偉いよ」
「子どもがすべてじゃないよ」
と優しく励ましてくれました。

温かい言葉に私も思わず涙。

その後は穏やかな気持ちで楽しめたのですが、翌日からまさかの展開が!

【子どもマウント】とられた……

「息子くんと私♡」
「息子の成長が生きがいなの」
「息子がいない人生なんて考えられないわ」

なんと翌日から毎日のように、相談した友人から『我が子との幸せ話』を写真付きで自慢されるようになったのです! まるで昨日の会話を無視したかのような、配慮のない真逆の対応に絶句してしまいました。

それも、私が欲しいと言ったわけでもないので、ただ一方的に送りつけてくる友人。

あの日は『子どもがいなくても十分幸せ』と涙ながらに勇気づけてくれたのに……。

精神的に不安定になった私を心配した夫に相談すると、その内容を見て大激怒。

「距離を置いた方がいい」
とアドバイスされ、LINEをブロックしました。

それから1年後、私は奇跡的に妊娠!

その頃には忘れていた友人のLINEを見てみると、一言には『離婚しました』との言葉が。

何があったのかはわかりませんが、励ますような気持ちにはなれないのが本音です。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい


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