たかが虫刺され……そう思っていても、自分の体調や持病などによっては大変なことになるケースもあります。これは筆者が実際に経験したお話。たかが虫刺されと思っていたのですが、入院治療が必要なほどの大騒ぎになりました。
画像: <蚊に刺されて入院!?>「かゆいけど、そのうち治るでしょ」→ 翌朝、手がパンパンになっていて!?

ガンの手術

私は2年ほど前に、乳がんの手術を受けました。
進行が速く、リンパ節にも転移があったため、リンパ節郭清というリンパ節を切除する手術を行いました。

退院時に、担当の先生から「リンパ節を切除すると感染症に弱くなるんです。特にキズや肌の保湿には気を付けるようにしてくださいね」と言われていました。
ただ、その頃の私は肌の保湿などよりも術後の傷の痛みが酷かったので、「わかりました」と聞き流してしまっていたのです。

たちの悪い蚊

手術を受けた翌年の夏、我が家の周辺では蚊が大発生していて、いつもの年よりも刺されることが増えていました。
たちの悪い蚊なのか、刺されるとものすごい痒みがあり、虫刺されの薬を塗ってもなかなか治らなかったのです。

前日に虫刺されで腕に強い痒みがあった私は、虫刺されの薬を塗って寝たのですが、朝起きると手が腫れてパンパンに!
腕全体が熱を持っていて、若干痛みもある……急いで病院へ連絡し受診をすると、蜂窩織炎(ほうかしきえん)という聞いたことのない病名を診断されました。

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