筆者が保育士として働いていた頃、大学生の実習生を担当することに。中でもある時担当した実習生の一人、ゆい先生(仮名)のことは、今でも忘れられません。ジェネレーションギャップなのか、保育実習以前の問題行動に啞然とした話です。
画像: 元保育士が「この実習生、大丈夫?(汗)」先生時代に驚いた【困った保育実習生】とは?

担当することになった保育実習生

これは私が保育士として働いていた頃の話です。ある時、大学生の実習生ゆい先生(仮名)を担当することになりました。

自分も経験してきた保育実習は緊張もするし、寝る時間もないほどたいへんなので、温かく受け入れてたくさんのことを学んでもらいたいと、私も気合を入れていました。

これから2週間の保育実習が始まる初日のことです。顔を合わせて挨拶し、自己紹介をした後、「何でもわからないことは気軽に聞いてくださいね」と言った私に、まずゆい先生は、「ゆいの荷物どこに置いたらいいですか?」と聞いてきました。

自分のことを名前で呼ぶ実習生

私は一瞬自分の耳を疑いましたが、確かにゆい先生は自分のことを「ゆい」と呼んだのです。

若い世代の子で自分のことを名前で呼ぶ子がいるのは知っていますが、もうすぐ二十歳にもなる大学生が、担当保育士の私に自分のことを「ゆい」と言ったことに驚きました。

友達と話しているのではないので、一人称の呼び方は時と場合で使い分けるように「実習中は自分のことを『わたし』と言ってもらえますか?」と、あくまでもやさしく言いました。

しかし、多分私の顔は戸惑いを隠せていなかったと思います。初日から先行き不安でしかない保育実習のスタートでした。

実習日誌に絵文字⁉

私の不安は見事に的中。その後もゆい先生の保育実習は驚きの連続でした。


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