わざと意地悪なことをしたり悪口を言ったりする人は、それが許される場所かどうかを見極めているものなんだとか。今回は自分のテリトリー内で人を陥れようとした義母のエピソードを友人が聞かせてくれました。
画像: 姑「出来損ないの嫁を紹介するわ」【仲良しグループで嫁いびり】する姑 → 嫁「残念でした(ニヤリ)」

こっそり嫌味を言ってくる義母

私は数年前に結婚し、義実家の近所に住んでいます。
最初は「上手くやっていけるかな」と不安でしたが、義母は結婚前はとても人当たりがよく優しかったので「こんな人がお義母さんなら大丈夫そう」と思い、油断してしまいました。
結婚してから判明したのですが、なんと義母はこっそり嫁イビリしてくる陰湿な性格の人だったのです……!

でも、決して大っぴらには私のことをいじめたりはしません。親しい身内や友人など、「100%自分の味方の人たち」の前でだけ、分かりやすい嫌味を言ってきます。
夫や義父の前ではそんな素振りを見せないので、私も対応に困っていました。

悪意のある言い方にゲンナリ

ある時、私は義母に言われて一緒に地域の婦人会の会合に出席することになりました。
表向きは地域のための話し合いとのことでしたが、実際は昼間に時間を持て余している中高年の女性たちが公民館に集まっておしゃべりするというものです。集まるメンバーも義母とは旧知の人ばかり。

そこで案の定、義母は私のことを
「これ、うちの嫁なんだけどね。呆れるくらい何もできないのよ」
「どうやって教育したらいいか困ってるの。ほんとダメな嫁よね~」
などと紹介し、チクチク嫌味を言ってきました。

反撃させてもらいまーす♡

しかし、もともと私も泣き寝入りしているような性格ではありません。自分のテリトリーで鼻高々になっている義母に、私なりの方法で反撃を決意!

私が武器にしたのは、もともとの人懐っこい性格とコミュ力でした。
実は私は長年病院で働いていて、中高年の相手は大の得意。上手に話を聞きだし、相談に乗り、ヨイショして良い気持ちにさせ……会合が終わるころには、その場の女性たちはかなり私を信頼してくれて、最終的には「楽しかったわぁ、ありがとう!」「また是非来てね!」とまで言ってもらえました。

自分のテリトリーだからって油断していると……

私のことを親しい友人たちの前でこき下ろすつもりでいた義母は肩透かしを食らうことになり、始終ムスッとしていました。

さらに後日、改めて私のいないところで私の悪口を言おうとして、婦人会の女性たちから「あんなにいいお嫁さんいないわよ!」と窘められたようです。

普段から人の悪口ばかり言う義母は周囲からも良く思われていなかったようで、最近では悪口を言う場所も失いつつあるんだとか。
義母にも何か理由があったのかもしれませんが、自分のテリトリーだからって人のことを陥れようとばかりしていると、こういうことになってしまうんですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの


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