これは筆者が友人から聞いた、「子供のもの=自分たちのもの」と思っている義両親とのお話です。家の食材を勝手に持って帰る義母に、ストップをかけた方法とは!?
画像: 【うちの冷蔵庫をあさる姑】にウンザリ!嫁「いいこと思いついた♡」→ 娘協力のもと『ある方法』で撃退!

いつも冷蔵庫や戸棚の食材を物色し、持ち帰る義母

私は旦那と幼稚園の娘2人との4人暮らしです。

車で20分くらいのところに義実家があるので、時々義両親が遊びにくるのですが、義母が我が家の食材を勝手に物色し、「あら、これいいじゃない!」と持ち帰ってしまうので困っていました。

許可もなく冷蔵庫や戸棚を開けられるので気分が良くないし、良いものばかり持っていくので食費にも響きます。

「子供のもの=自分たちのもの」という考え方の義両親なので、旦那が注意しても「これまで育ててあげたんだから、これくらいいいでしょ!」と聞く耳を持ってくれません。

このままでは、ずっと義両親に搾取され続けてしまいます。そこで私は密かに作戦を立てたのです。

いつも通り冷蔵庫を開ける義母。そこに並んでいたのは……

ある日、いつものように義両親が遊びにきました。当然のごとく、我が物顔で冷蔵庫を開ける義母と、何も言わない空気のような義父。

すると突然「何これ!?」と義母が悲鳴のような声をあげました。それを見て、「キャー!」と歓声を上げる娘2人。

実は「ばぁばにサプライズをして、びっくりさせよう♪」と娘たちを誘って、ブロックや段ボールなどでいろいろな食べ物を一緒に作り、それを冷蔵庫や戸棚に並べておいたのです。

「ばぁば、ハンバーグ召し上がれ!」
「じぃじにはイチゴとバナナをあげる!」

嬉しそうにお手製の食べ物を差し出す娘たちを見て、顔を引き攣らせながら「わー、美味しそうだねえ」と必死に笑顔で対応する義母と義父。

私が満面の笑みで「ごめんなさいお義母さん、うちはもう娘たちが作った食べ物しかおかないことにしたので、今後は食材を差し上げることができないんですよ。それでもよければまた遊びにきてくださいね♪」と言うと、義両親は「なんて嫁だ!」とぷんぷん怒って帰って行きました。

その後の義両親との関係は?

その後も義父母は何度かうちにきました。しかし、義母が冷蔵庫を開けようとするたびに「ばぁばが食べ物欲しいってよ〜!」と娘たちを呼んで、お手製の食べ物を渡してもらいました。

義両親も節約したかったのかもしれませんが、地道に本物の食材には触らせずにいると、次第に訪問頻度が減っていき、今では年に2、3回ほど近所でご飯を食べるくらいの関係に。

以前のように食材を取られるストレスに比べたら、たまにご飯をご馳走するくらいどうってことないと思えるので、今の距離感に満足しています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N


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