子育てに正解はない! とわかっていても、育児には悩みがつきもの。筆者の知人Aさんも、自分の子どもは育てにくいタイプだと思い悩んでいました。そんなAさんを救ったのは、同じようなタイプの子どもを育てた先輩ママの一言だったのです。やっぱり何事においても先輩は頼れる!
画像: 「うちの子、育てにくくて──」【小6男子の育児に悩む私】→ 先輩ママの一言に「救われた」

息子は育てづらい

Aさんは小学6年生の息子Kくんを育てるママ。Aさんはこれまでの育児の中でKくんのことを「育てづらいタイプだな」と感じることがありました。

Kくんは対人関係でのトラブルが多く、先生や友だち、親など誰にでも反発するタイプです。すぐに口喧嘩になり、言わなくていいことまで口にしてしまってトラブルとなっていました。

Aさんは学校や喧嘩相手に謝りに行くこと多数。「うちの子はどうしてこうなんだろう。私の育児間違ってたのかな…」と落ち込むことがよくありました。

今日もまたトラブル

ある日学校から、息子がトラブルを起こしたので、仕事が終わったら来てほしいと職場に電話がありました。

「今日は何をやらかしたんだろう…」

Aさんはすっかり落ち込んでしまい、職場の休憩室で伏せっていました。すると、落ち込んだ様子のAさんに声をかけてくれる人物がいました。

「大丈夫?」

Aさんよりも5歳上の先輩Cさんに声をかけられ、AさんはKくんのことで悩んでいると打ち明けました。

あなたの子は賢いのね! 先輩ママの一言

話を聞いてくれたCさんは、自分の子どももKくんと似たようなタイプだったとAさんに教えてくれました。そして、次のような言葉をかけてくれます。

「あなたの子は賢いのよ。だから疑問をそのままにしておけなくて人とぶつかっちゃうのよね」

Kくんのことを賢いだなんて思ったことのなかったAさんは、Cさんの言葉にハッとさせられました。困った子だとばかり思っていたAさんは、Cさんの新たな視点に感心し、自分もKくんのことをそう思ってみようと考えたのです。

育児に悩む私を救った先輩ママ

さらにCさんは、自分の息子が高校生になったらすっかり落ち着いたと話してくれました。その言葉を聞いてAさんはさらに安心。

これからもKくんはトラブルを起こすかもしれませんが、それはKくんの賢さゆえと思えば乗り切れそうな気がしてきます。

そしていつか落ち着く日がくると信じて、これからも育児を頑張っていこうと思えたのでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶


コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.