昔からずっと抱えている悩みごと、あなたにはありますか?
時には悩みすぎて自己嫌悪に陥ってしまうこともあるでしょう。
今回は、筆者の友人が『あのおかげで救われたの』と話してくれた、人生の転機エピソードをご紹介します。
画像: 「人に嫌われるのが怖い、、、」【八方美人な私】に → 厳しくも頼れる上司から『ハッとする』一言が!!

八方美人であることが悩みだった

私は昔から『周りの人に自分がどう思われているか』を気にする性格でした。

そのため、色んな人に良い顔をするようになっていたのです。

誰に対しても気持ちよく思ってもらえるよう接していたので、いつの間にか【都合のいい人】というレッテルを貼られるように。

「八方美人だよね~」
と私の悪口を言っていた子にも、その通りと思いつつ良い顔をしていました。

大人になっても悩み続けていた

それは、社会人になってからも変わらず。

結局誰かの面倒ごとを押しつけられたり、歓迎会などの幹事を任されたり。

『きついな』『やめたいな』とは思うのですが、嫌われたくない一心で、心を無にして取り組んでいました。

思わず上司にポロっと漏らしてしまう

その日も用事があるという同僚から頼まれ、1人残業をしていました。

すると、1時間経った頃
「まだ残っていたの?」
と声をかけてくれたのは、出張から戻ってきた女上司。

私は前々から、その上司が羨ましくて仕方ありませんでした。

とっても厳しい人としてみんなからは恐れられていましたが、同じくらい誰からも信頼されていて。

『人に嫌われようがやるべきことを貫く』という上司のスタンスに憧れを抱いていました。

当時、たまたま数日前に彼氏に浮気された挙句フラれ、すっかり意気消沈していた私。

『八方美人の自分が嫌だけど誰にも嫌われたくない』とポロっと相談してしまったのです。

「こんなことで悩んでるなんて馬鹿らしいと一蹴されるかなあ」
と不安に感じていたのですが……。

上司の言葉に救われた!

「あなたが一番好きでいたい人は誰?」

そう上司は私の手を握り、優しく問いかけてくれました。

考え込むこと数分、涙とともに出てきた答えは……。

「私自身です」

すると、上司は私の背中を撫で
「それなら誰よりも自分を大切にしなさい」
と励ましてくれました。

そこで初めて、『私は私を愛したかったんだ』と気づけたのです。

それからは少しずつ、自分の気持ちを何よりも優先するように。

嫌なことは断ったり、無理に引き受けないようになりました。

今まで私に仕事を押しつけてきた人からは煙たい視線を浴びるようになりましたが、それも気にならなくなり。

仕事もうまくいき、プライベートでも新しい彼氏ができて、順風満帆に物事が進むようになりました。

今でも上司には感謝の気持ちでいっぱいです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい


コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.