＜同居を目論む姑＞が、いつの間にか【我が家の隣の土地を購入】！？ → 出来上がったのは、なんと！？

スープの冷めない距離

私と夫は、結婚してすぐに夫の両親が住む家の近くに家を建てて暮らしていました。正確には結婚したときに、義両親が建ててくれた家なのですが、住宅ローンを払っているのは私たち夫婦でした。

それなのに、姑はずっとこの家を自分のものだと思っているところがあって、義両親は結婚当初からゆくゆくは私たち夫婦との同居を望んでいるようでした。

徒歩で2、3分ほどのスープの冷めない丁度いい距離にいて、何か困ったときはすぐに駆け付け、お互いに助け合えるので、これまで何の問題もなく過ごしていました。

同居を望んでいた姑

まだ子どもも小さく義両親には頼ることも多く、近くにいてくれることをありがたく思っていたけれど、私たち夫婦は同居は一切望んでおらず、今の距離感がベストだと感じていました。

それでも、姑は起きてもいないことを心配しては、事あるごとに同居話をちらつかせてきました。

義両親との関係は決して悪いわけではなかったので、私も義両親が病気になって看病が必要になったり、どちらか1人になったときにはまた考えればいいと思っていました。

隣の土地を購入？

ある時、私たちが住んでいる家の隣の空いていた土地が売れたようで、新しい家が建つという話を聞いてきました。

なんと、その土地を購入したのはほかの誰でもない姑だったのです。私たちに何の相談もぜずに、隣の土地を購入し、今まで住んでいた家を売る手続きまでしていました。

今の家も目と鼻の先ですぐ近所なのに、どうしてわざわざ隣に引っ越す必要があるのか？ 姑を問い詰めてみましたが、なるべく近いほうがいいからとのこと。

姑の勝手な行動には腹が立ちましたが、もう家を売ってそのお金で新しい家を建てるようなので、私も好きにすればいいと思っていました。