繁忙期など、ピークタイムはレストランやカフェなど飲食店は大変ですよね。
その分売り上げもありますが、忙しさでてんてこ舞いです。そんなときに迷惑客に遭遇したら……。
今回は、筆者の知人から聞いた迷惑客エピソードをご紹介します。
画像: 大混雑しているレストランで【ドリンクバーで3時間】粘る迷惑客→声をかけると逆ギレ!→しかし━━!?

レストランで働く女性

私は、大手ファミリーレストランのホールでパート勤務をしています。

子どもが中学生になってから始めたこのお仕事。

はじめは出産後久しぶりに働くので、とにかく緊張してミスばかりしていました。

それでも、スタッフの皆さんが優しくて。

40代の物覚えの悪い私を温かく見守り、教育してくれました。

仕事にも慣れ余裕ができるように

そのおかげで、1か月経つ頃には大体1人でできるように。

すると、はじめは余裕がなかったので見えていませんでしたが、ようやくお客様の表情もよく見えるように。

私の接客で笑顔を見せてくれたり、満足げな表情で帰られるお客様に何度も元気をもらいました。

そのおかげもあり、半年経つ頃には、ホール全体を見ながら効率よく動けるようになっていたのです。

滞在時間を守らない客を注意すると……

そんなある3連休の中日、お昼どきということもあってか、レストランは大繁盛。

10組以上待っているお客様もおり、案内する際には『滞在は90分まで』というお願いをしていました。

しかし、その約束を守ってくれないお客様もいて……。

大学生くらいの若い男性2人組が、もう3時間以上滞在していたのです。

それも頼んでいるのは“ドリンクバーのみ”。

2人とも勉強道具を出し、さながら自習室のように使っていました。

全く帰る気配もなく、2人で6人掛けのテーブルを占領していたので、たまらず声を掛けた私。

すると、分かってくれるかと思いきや逆ギレ!

「別にいいだろ、うるせえ!」
「お客様は神様ですよ(笑)?」

酷い態度に、どうしようかと困り果ててしまいました。

先輩らしき客が助けてくれた!

すると横から声が聞こえてきたのです。
「お前ら何してんの?」
「もう大人なのにダサいことするな!」

そう助け舟を出してくれたのは、離れた席に座っていた同じく大学生くらいの男性客。

すると、2人組は急に焦りだし、謝ってくれました。

どうやら、大学近くのレストランだからか、サークルの先輩後輩の間柄の様子。

先輩風の男性客に叱られ、2人組はすぐに帰ってくれました。

空いている時間帯ならまだしも、混んでいる時間帯は周囲にも気を配ってもらいたいものですね。

その後、男性客からも『迷惑かけてすみません』と丁寧な対応を受け、スッキリした私。

今も、レストランで元気に働けています♪

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい


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