社外で開催されるセミナーに積極的に参加していた同僚。勉強熱心だなと感心していたら、そこには意外な理由がありました。今回は知人から聞いた驚きのエピソードをご紹介します。
画像: 同僚「社外セミナーに参加してきます!」【勉強熱心な社員】と思いきや → 超ドケチな行為が明らかに!

勉強熱心な同僚だが

A子の会社では社員のスキルアップのため、社外で行われるセミナーや講習会の費用負担を行っていました。
支給されるのはセミナー・講習会の参加費だけで、自発的に参加した場合は残業代などの手当ては出ません。
同僚のB美は何度もセミナーに参加していて、A子は「勉強熱心だな」と感心していました。

やる気を見せない同僚に困惑

あるとき、A子とB美が同じセミナーに参加することになりました。
ところがB美は開始時刻になっても姿を現しません。開始後に余裕の表情で遅刻してくるし、セミナー中もやる気のない態度。メモをとろうともせず、セミナー中はずっとスマホを触り続けていたのです。
A子は「なんでB美は参加を決めたんだろう?」と疑問を抱きましたが、その謎はセミナー終了後に解き明かされました。

セミナー終了後が本番だった!?

B美がイキイキとしだしたのは、セミナー終了後。そのセミナーでは終了後に歓談の時間が設けられ、料理や飲み物が提供されていました。
B美は歓談には一切加わらず、嬉々として料理に手を伸ばしていたのです。
食べるだけ食べて帰って行くB美を目撃したAはあ然。B美はタダで食べられる食事目当てで、積極的にセミナーに参加していたことを知ったのです。

セミナー後に出る食べ物は軽食程度で、お腹がいっぱいになるものではありませんでした。A子は「そこまでして食費をケチるの!?」と、驚いてしまったそうです。

上司に密告

「会社の経費で何やってるんだ!」と腹が立ったA子。会社のイメージを損なう恐れもあったため、B美の振る舞いを上司に告げ口することにしました。
上司がB美がこれまでに参加したセミナーを確認したところ、見事に食事提供があるセミナーばかりだったそうです。その後、社内規定の見直しが行われ、食事提供があるセミナーは費用負担が廃止されることになりました。

食事提供があるセミナーの費用負担が廃止された後、B美はセミナーへの参加をぱたりとやめてしまったのだとか。何か理由があったのかもしれませんが、A子は「やっぱり食事目当てだったのか」と呆れてしまったそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子


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