人の家の事情も知らず、自分たち世代の古い価値観を押し付ける姑は、とても厄介な存在です。筆者の友人・F子は、姑との価値観の違いに頭を悩ませていました。何が何でもF子を論破しようとする姑に対し、F子のとった行動とは? 何があったのかF子から聞きました。
画像: 義母「三つ子の魂百まで、だろ!」女のくせにと【働く嫁に怒鳴る義母】→ トンデモ発言連発で、嫁あ然

古い価値観を押し付ける姑

私は夫と息子の3人家族です。
近所には姑が住んでいますが、この姑がいちいち私たちの生活に口を出してくるので、少し苦手意識を持っていました。

夫の収入が少ないこともあり、私は子どもを保育園に預けて働くことを決めました。
しかし、そのことを知った姑は
「子どもが小学校に上がるまでは一緒にいるべきよ!」
「女が家のことをほったらかして仕事するなんてありえない!」

と、驚くほど古い価値観で攻撃をしてきたのです。
とは言え、何か援助をしてくれるわけではありません。夫とはきちんと話し合っていたので、私は働きに出ることをやめるつもりはありませんでした。

姑の攻撃

私が働きだしてから2ヶ月ほど経った頃、いきなり姑が家に押しかけてきました。
子どもを預けて働いていることを散々責められ、

「三つ子の魂百までっていうでしょ? 3歳までは一緒に生活しろってことなのよ。まだ小さいのに子どもを他人に預けて働くなんてありえません!」

と意味をはき違えた文句を言われました。

『三つ子の魂百まで』って違う意味じゃない? と思いながら、あまりにも古い価値観を押し付ける姑に、ふつふつと怒りが沸いてきました。

姑を論破!

頭に来た私は、姑に言い返しました。

「お義母さん、三つ子の魂百までっていう言葉は、そういう意味じゃありません! 幼いころの性格は、年をとっても変わらないっていう意味です! 日本語もきちんと使えない人に、あーだこーだ言われたくありません!」

いつもは何も言わない私が、いきなり言い返したことに、姑はとても驚いた顔をしていました。

「あなたの息子さんの収入が少ないから私は働いているんです。このことは息子さんだって了承しています! 家庭の事情にいちいち口を挟まないでください!」

今までたまっていた鬱憤を晴らしたような形になりましたが、言いたいことを言えて、心底スッキリしました。

その後

私に言い返された姑は、何も言わずに帰っていきました。
その後、私に文句を言うことはなくなりましたが、夫には愚痴を言っているそうです。

それにしても、心配してくれているのだとは思いますが、こちらの事情も知らずに、自分の価値観だけで人のことを責め立てるのは、間違っていますよね。
姑との関係はうまくいかなくなってしまいましたが、仕方のないことだと諦めていますし、言い過ぎたかなとは思いますが、私から歩み寄る気は今のところありません。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K


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