大人であれば、子どもの多少のわがままをきいてあげることもありますよね。でもその逆が起こることもあるそうで──? 今回は知人から聞いた、バーベキューで起こった『身勝手な大人』のお話をご紹介します。
画像: 家族同伴OKの会社イベントで【おやつを誰よりも先に確保する社員】が!→ 子どもたちの「大人すぎる対応」

職場で開催されたバーベキュー

先日、職場でバーベキューが開催されたときのこと。
家族も参加OKということで、子ども連れの社員もたくさん参加していました。

会社が奮発してくれたらしいお肉はとてもおいしく、その他にもお菓子やジュースなどたくさん準備されていました。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、片付けの時間になりました。

お菓子とジュースはどこ行った?

「余ったお菓子などは、みんなで分けて持って帰ろう」ということになったので、それなら子どもたちに配ろうという話に。

子どもたちとお菓子を取りに行くと、先ほどまでたくさんあったはずのお菓子やジュースがほとんどありませんでした。

「あれ?」と周りを見渡しました。すると、
ベテラン社員の3人の女性が、お菓子やジュース、紙皿などの備品までもすべて持って帰ろうとしていたのが見えました。

ちょっとくらい譲ってあげようよ

業者かと思うくらいすばやい動きで、根こそぎ持っていく3人。私たちはあっけにとられました。

持って帰るにしても、全部はさすがに気が引けそうなものですが、この3人は容赦なくすべてを、自分たちの準備していたエコバッグに入れていきました。

その様子をジッと見つめる子どもたちの目線なんておかまいなしです。

子どもたちの大人すぎる対応

私は、なんだか子どもたちに申し訳ない気持ちになりました。

するとそんな様子を察したのか、1人の子が
「私、お腹いっぱいだからお菓子は大丈夫です!」と、大人顔負けの気遣いをしてくれました。

この対応にありがたいやら、恥ずかしいやらで複雑な気持ちに。
いったいどちらが大人なのか、と思ってしまった出来事でした。

まとめ

お子さんの優しい気遣いに驚かされますね。でもだからこそベテランさんたちの身勝手さが際立ちます。何か理由があってのことだったのかもしれませんが、大人子ども関係なく、周りに思いやりをもちたいものですよね。そして、できれば大人は子どもの見本となるように行動していきたいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:橘るい


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