筆者の知人から「学生時代に自分を見下していた」人と再会した時のエピソードを聞きました。10年前、「一緒にいるのが恥ずかしい」とまで言っていた彼女の現在の姿に、思わず本音がポロリ!?
画像: 「あの子さぁ、地味だしダサいよね」学生時代の【嫌いな幼馴染】と → 10年後に同窓会で再会したら──?

学校でカースト上位になった幼馴染

これは幼稚園からの幼馴染だったA子とのお話です。私とA子は、小さい頃はいつも一緒にいました。

しかしA子は、年齢を重ねるごとに派手になっていき、高校生になると学年で一番目立つグループに所属する、いわゆる「カースト上位女子」になったのです。

私もA子と同じ高校だったものの、比較的おとなしいグループだったので、(もうA子と仲良くすることもないだろう)と思っていましたが、A子は昔と変わらず、私と一緒に遊びたがりました。

「●●(私)とはグループが違っても、ずっと親友だからね!」と言ってくれるA子のことを、私も親友だと思っていました。

しかしそれは大きな勘違いだったのです。

ある日私は、A子が他の友人たちに「●●の親って地元で有力な議員だから、仲良くしておいた方がいいよ! 私も●●みたいな地味でダサい服装のやつと一緒にいるの恥ずかしいんだけど、親が仲良くしろっていうから、優しくしてあげているの!」と言っているのを、偶然聞いてしまいました。

大きなショックを受けた私は、それ以来A子を避けるように。そのまま高校を卒業して地元を離れ、A子とは疎遠になったのです。

10年後に幼馴染と再会すると……

私はA子に服装をバカにされたことが悔しくて忘れられず、ファッションやメイクを必死に勉強しました。その結果、大学でミスコン候補に選ばれるほどになりました。

そして高校卒業から10年後、私は父の伝手で知り合った名士の息子と結婚するために、地元に帰ってきたのです。

ある日、地元で就職した旧友に誘われて、同窓会に参加しました。

するとそこにはA子の姿も。A子はバツイチになっていました。噂によれば浮気がバレて離婚されてしまい、慰謝料の支払いに苦労しているとのこと。

荒れた肌に、場違いなヨレヨレのワンピースを着た彼女に、昔のキラキラしたA子の面影はどこにもありませんでした。

私を見つけるなり、パアッと笑顔になって「●●、会いたかった♡」と駆け寄ってくるA子。

私は「高校の時、私みたいなダサい格好の子といるの恥ずかしいって言ったよね? それ、そのまま返すね」と言って、A子から離れました。

最後に

言い過ぎたかなとも思いましたが、元々酷いことを言ってきたのはA子の方です。時を経て、幼馴染を見返すことができてよかったです。

●●さんのように、言われたことに対して落ち込むだけでなくその悔しさをバネにして、自分の成長につなげられるといいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N


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