『反抗期の子どもに手を焼いている』という方も多いのではないでしょうか?
そうは言っても、まだまだ子ども。
大人の手を借りないといけない場面もありますよね。
でも、思っている以上にお子さんは成長していることも。
筆者の知人から聞いたエピソードをご紹介します。
画像: <母、大反省>息子の『汚部屋』を親切心で片付けたせいで → この後【地獄の3日間】に、、、(泣)

反抗期の息子に困っていた

私は、最近反抗期気味の高校1年生の息子を持つ主婦。

始まりは、一緒に出掛けなくなったこと。

家で話しかけてもぶっきらぼうに返事されるだけで、とうとう部屋にも入れてくれなくなりました。

洗濯物を置いたり掃除が気になって声をかけても、部屋のなかに入れてもらえず。

「勝手に入らないで」
といつの間にかプレートまで用意されていました。

はじめこそ息子の意思を尊重していたものの、ここまで徹底的に制限されるとだんだん何しているか気になるように。

そこであるとき、息子が登校中こっそり部屋へ侵入してみたのです。

モノが散らかりまくっていた部屋

すると、まさに汚部屋と化していたのです!

よく分からないパーツが転がりっぱなし。
足の踏み場もなく、何だか部屋の空気もよどんでいるように感じました。

「仕方ないなあ」
「まだまだ子どもなんだから」

このままそっと出ていけばバレずに済みました。

でも、どうしてもモノが散乱している部屋が気になり……。

『たまには親の助けも必要よね』と勝手に大掃除することにしたのです。

キレイになった部屋を見た息子の反応は……

1時間かけて、ようやく部屋もキレイに。

散らかっていたモノはまとめて机の一角に置いておきました。

「キレイにしてくれてありがとうって言われるかな?」
と息子の反応を楽しみにしていたのですが……。

数時間後、帰ってきた息子は部屋を見るや否や大激怒!

「何てことしてくれたの!」
「ようやく今から作れると思ってたのに!」

息子なりの理由があった!!

『はて、何のこと?』とわけも分からず理由を尋ねると……。

どうやら部活で地域のジオラマ制作に取り掛かっていた、というのです。

一見汚部屋に見えた転がりっぱなしのパーツ類は、方角も正しく置いて組み立てやすいように、とあえて置いてあったのでした!

「あと3日で完成させなきゃいけないのに」

一目で分かるほど落ち込んでいる息子に平謝りして何とか許してもらった私。

その後3日3晩手伝って、何とかジオラマは完成しました。

良かれと思ってやったことではありましたが、それからというものの、息子に関することは許可をとってから動くようにしています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい


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