今回は、孫が可愛いあまり頑張りすぎてしまったお姑さんのお話をご紹介します。話を聞いた知り合いによると、「可愛がってくれる気持ちは嬉しいけど、やっぱり付かず離れずくらいがお互いにとって一番幸せなのかもしれないね」と。一体なにがあったのでしょうか?
画像: 孫娘を可愛がるあまり、義母「仕事辞めて、私が毎日お世話するわ!」張り切っていたが → 現実は──?

義母念願の孫娘

私は娘と夫の3人家族。歩いて行ける距離に義実家があり、義両親はとても娘の事を可愛がってくれていました。とくに義母は念願の女の孫ができたということで、それこそ目に入れても痛くないくらいの可愛がり様でした。

というのも、夫は男ばかりの3人兄弟。どうしても女の子が欲しかった義母は、末っ子だった夫にピンク色の服を着せたり、髪を伸ばして結っていたというくらい女の子が欲しいという思いがつよかったそうなんです。

その影響か、赤ちゃんの性別が女の子とわかったときは涙を流して喜んでくれ、娘が生まれた時にはかわいいベビー用品を大量にプレゼントしてくれました。
ただ、まだまだ現役で働いていたので、週末くらいしか会えず寂しいとこぼしていました。

義母は娘の面倒をみると言い張り……

私は、娘が小学校へ上がるタイミングでパートを始めようと考えていて、学童に入れようと思っていました。その事を何気なく義母に話すと、なんと義母は仕事を辞めて娘の面倒をみてくれると言い出したんです。

せっかく長年続けてきた仕事を辞めるなんてもったいない、たまに会うのと毎日面倒をみるのは違うと説得しましたが意思は固く……。夫や義父に相談しても、こうなったら何を言っても聞かないから好きにやらせようということになり、義母は本当に仕事を辞めてしまいました。

予想通りの展開に

私のパートも決まり、夕方までシフトに入ることになったので、予定通り平日は義母に来てもらい娘の面倒をみてもらうことになりました。義母は、娘とクッキーを作ったり、図書館や大きな公園に連れていったり最初から張り切っていました。そんなに飛ばして大丈夫かなと心配していたんですが、やっぱり1ヶ月で音を上げ、寝込んでしまいました。

1年生になったばかりの娘は義母のいう事を大人しく聞いているはずもなく、一緒に走り回ったりお絵描きをしたりごっこ遊びに付き合わされたりで疲れてしまったようです。

その後

結局学童に入れることになり、手続きにバタバタする羽目になってしまいました。

義母とは、週に1日程度遊ぶ曜日を設定することになりました。気持ちは嬉しいですが、たまに会うのと毎日面倒みるのとでは、全然違うよ~と言いたかったです。どんな間柄でも、適度な距離感は大切ですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira


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