子どもがなかなかできずに悩んでいる人にとって、周囲からの無神経な発言は神経を逆撫でされてしまうものですよね。特に身内からの言葉は遠慮がないことも多く、トラブルに発展してしまうこともあるんだとか……。今回は義妹との関係に悩んだ経験を持つ友人が話を聞かせてくれました。
画像: 不妊治療中の私に「自分の子だと思って、入学祝い出して♡」【子だくさん義妹の無神経発言】に、思わず?!

不妊で悩む日々

私は5年前に30代前半で夫と結婚しましたが、なかなか子どもを授かることができずに悩んでいました。

年齢のことも考え、夫婦で相談し本格的な不妊治療にも踏み切りましたが、お金と時間をかけても思うように結果は出ず、当時は「簡単に子どもができる人もたくさんいるのに、どうして私だけこんな思いをしないといけないの……?」と落ち込む日々でした。

子だくさんの義妹

そんな私とは対照的に、義妹は20代前半でおめでた婚をしてから次々と子どもを授かり、あっという間に3人の子どもの母親になりました。

もともと少し無神経なところがある義妹は、私が不妊に悩んでいると知っているはずなのにお構いなしで子どもの話題を振ってくるばかりか、「そろそろ4人目作っちゃおっかな~♪ どうせならお義姉さんも一緒の年に産まない?(笑)」と笑えない冗談も言ってきました。

さすがに無神経すぎない?!

それでも普段は笑顔で我慢していましたが、ついに限界を迎える出来事が起こりました。

その年は義妹の子が小学校に入学することになっていたのですが、義妹は私に向かって「お義姉さん、自分の子だと思ってうちの子にお金出してくれていいよ♡ まだ子どもいないんだし入学祝いも奮発してね!」と言ってきたのです。

これまで私は、内心複雑な気持ちを抱えながらも、義妹の子どもたちへの節目のお祝いは欠かさずに贈ってきました。それを、そんなふうに言われるなんて……。

もう我慢できない!

私はヘラヘラ笑う義妹に、「奮発してもいいけど、今後もし私に子どもができたらそれと同じ額を返してくれるんだよね? ちゃんと記録しとくね♪」と言い放ちました。

それでも義妹は「いつかお義姉さんも妊娠できたらいいね~」と強がっていましたが、なんとその1年後に私の妊娠が発覚!

これまで子どもをネタにして散々私たち夫婦にお金をせびっていた義妹ですが、今度は逆に請求されると思ったのか、今ではあまり絡んでこなくなりました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの


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