PTAは、本来、保護者が児童のために活動する場。それにも関わらず、多くの大人が関与していることを逆手にとって、悪用しようとする人もいるようで……。今回は筆者の知人Dさんから聞いた、PTA役員をしているときに経験したPTA悪用ママのエピソードをご紹介します。
画像: ftnews.jp
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ちょっと気になる本部メンバーYさん

PTA役員をしているDさんは、本部役員の書記の中に、気になるママがいました。
書記であるYさんは普段仕事をしているそうなのですが、PTA主催の行事やボランティアには毎回必ず参加しており、会社に出勤している素振りがありませんでした。完全在宅ワークをされているのかなと思いつつ、深く考えずにいました。

配付されたお便りが、何かおかしい……

PTA本部では、お便りを作成して配付するときには、書記が内容を作成し、本部役員で最終チェックを行った後、書記が配付総数を印刷し、クラス毎に枚数を振り分けて配付しています。
最近はペーパーレス化を推進していて、お便りの中にQRコードを掲載して「◯◯についてはこちらのQRコードから」といった案内を入れることで、いろんな情報を載せられるような方式を採用していました。
ところがある日、Dさんの子どもが持ち帰ってきたPTAのお便りに、何も案内が書かれていない謎のQRコードが印刷されているのを発見。
(何だろう? これ。チェックの時に見逃していたかな?)
気になったDさんがQRコードを読み込んでみると、PTAや学校とは無関係なサイトに飛んでしまいました。

しかも「あなたもこのノウハウで一緒に夢を叶えませんか?」と、いかにも怪しげな勧誘サイトだったのです!
(何これ! PTAのお便りに何でこんなQRコードが!?)
さらにそのサイトをスクロールすると、なんと書記のYさんの写真とノウハウを使った成功談が掲載されていたのです。

(これってYさん? まさかYさんが印刷前にお便りに入れたの?)
Dさんは驚きましたが、何かの間違いかもしれないと思い、そのお便りの件に関しては見なかったことにしました。

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