相手によって態度を変える人って時々いますが、あまりいい気持ちのするものではないですし、なんだか信用できませんよね。プロとしての行動が求められる場面では尚更です。今回は筆者の友人から聞いたタクシーで実際に体験したエピソードをお届けします。
画像: 若い女相手にぼったくろうとする【厄介タクシー】『あるもの』をチラつかせると → 真っ青に!それは?

駅からタクシーに乗ることに

私は20代後半の女性です。
先日、出産した友人のところへお祝いを届けに行く用事があり、友人の自宅の最寄り駅からタクシーに乗りました。

初めて訪れる場所で土地勘もなく不安だったので、私はあらかじめ友人から自宅の住所を聞いておき、乗車したタクシーの運転手にその住所を見せて「ここに行ってください」と依頼したのですが……。

なんだかおかしくない?!

運転手は、「うーん……ちょっとこれじゃよく分かんないな」と歯切れの悪い返答。

「この住所をそのままナビに入力してくれたら大丈夫なので」と私が言っても、「まぁ、とりあえず行ってみるけど」と微妙な反応で、結局住所をナビに入れないまま出発してしまいました。

しかし、車なら駅から10分ほどで着くと友人には聞いていたのに、30分近く経過しても友人の自宅には着きません。
そのあいだ、もちろんメーターは動いていて乗車料金はどんどんかさんでいきます。

最後の手段で取り出したのは……

さすがに痺れを切らして「あの、ナビ使ってもらえますか?!」と再び運転手にお願いしても、「あのねぇ、そういう問題じゃなくてさぁ~」とまたうやむやにされそうになります。

こちらに土地勘がなくて分からないのをいいことに、このまま付近をウロウロして料金を稼ぐつもり? といよいよ腹が立ってきた私。

ついに、最後の手段でバッグの中からICレコーダーを取り出し、「今までの会話、全部このICレコーダーに録音してますよ」と運転手に告げると……

突然態度が豹変!

運転手は突然態度を改め、すぐに目的地へと運転してくれました。
「この人、やっぱり分かっててわざとやってたんだ!」と内心悔しく思いつつも、私は胸を撫で下ろしました。

さらに、会話の録音という証拠つきで本社にクレームでも入れられたら困ると思ったのか、余分にかかった料金も請求されずに済みました。

実は私は、仕事で使うICレコーダーを念のためプライベートでも持ち歩くことにしています。
それがこんなことに役立つとは思いませんでしたが、こういう嫌がらせをしてくる人には1番効果があるのかもしれませんね。

まとめ

もちろん、ほとんどのタクシー運転手は誠実に業務をこなしていて、こんなタクシー運転手はなかなかいないでしょう。だからこそ、出会ってしまうと本当に厄介ですよね……。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの


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