最近では引っ越しの挨拶をしない人も多いですが、地域によっては近隣住民に挨拶をしないと、トラブルの原因になることもあるそうです。どんな人が住んでいるのか知っておくことも大切ですよね。今回は、知人から聞いた引っ越し挨拶にまつわるエピソードをご紹介します。
画像: 引っ越しの挨拶をしたら「勤め先は? 役職は? 出身校は?」→ 面倒な『ご近所付き合い』マナーにうんざり

近隣住民に引っ越しのご挨拶

夫の転勤により、地方の郊外に引っ越したA子家族。小さな子どもがいたため、迷惑をかけるかもしれないと考えて、家族で近隣住民に挨拶をしておくことにしました。
ある家に挨拶に行ったとき、A子たちは戸惑う事態に遭遇しました。その家の住人のB美から勤め先や役職、出身校など、個人情報を根掘り葉掘り聞かれてしまったのです。

個人情報を教える必要はあるの!?

「近所の人にそんな細かいことまで教える必要はあるの?」と疑問に感じたA子。ぼやかして切り抜けようとしましたが、しつこく尋ねてきて帰してくれません。
困った様子のA子たちを見て、B美は「うちは長く住んでいて、この地域のまとめ役なの。地域の治安維持のために、どういう人が住んでいるか知るのは必要なことだから」と説明してきました。

ここまではっきりと言われると、A子たちは強く拒否することができません。隠そうとすると「何か後ろめたいことでもあるのでは?」と疑われそうですよね。
A子たちは、しぶしぶながら聞かれた情報を教えたのです。


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