多くの人が帰省する年末年始は、思いがけないトラブルに見舞われることもあります。普通では考えられないトラブルに焦った記憶はありませんか? これは筆者の友人・Yから聞いた帰省ラッシュのトラブルエピソードです。
画像: ftnews.jp
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年末年始の帰省

私たちは年末年始に、毎年夫の実家がある大阪へ帰省していました。夫の仕事の都合で、いつも帰省ラッシュのピークに帰ることになるのですが、義両親も楽しみにしてくれていたので、無理をしてでも帰ることにしていたのです。

安売りのスーツケース

夫はある年の12月に、近くにある有名量販店で安売りをしていたスーツケースを購入しました。いつもは大きめのリュックに荷物を詰め込んでいたのですが「これで重い荷物を背負わなくてもよくなる!」ととても気に入った様子でした。

その年の新幹線もものすごい帰省ラッシュ! 乗車率200%近い車両に乗る羽目になりましたが、キャスター付きのスーツケースでの移動はとても快適で、夫は1人でテンションが上がっていたのです。

これ……誰の?

ようやく新大阪駅に着き、迎えに来てくれていた義両親の車のトランクに荷物を入れようとしたとき、買ったばかりのスーツケースに大きなキズがついていることに気が付きました。

「買ったばかりなのに……」と言いながらよく見ると、大きさ・形・色は全く同じなのですが、目印につけていたキーホルダーがありません。ついていたキズも少し古いもので、どうやら夫のスーツケースではないということが判明したのです。

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