子どもは親を選べません。中には「親にならない方がよかったのでは?」と思ってしまうような人が少なからずいますよね。このお話は、子どもを大切に育てることを忘れてしまった、筆者のママ友・Mから聞いたとんでもないエピソードです。
画像: 「アンタは母親じゃない!」放置子と母親が【我が家で大喧嘩!?】→ 子どもは大号泣!その後──?

未婚の母・M

私のママ友・Mはシングルマザーです。長女、次女、長男と3人子どもがいるのですが、すべて父親は別。全員既婚者だったそうで、認知もしてもらえず、養育費ももらっていないことをあけすけに話してきました。

高校生・中学生・小学生の子ども達にはお金がかかります。Mはいつも「お金がない、お金がない」と言って、割の良い仕事を探して職を転々としていました。

Mの1番下の子ども(長男)は、我が家の次男と同じクラス。仲が良かったこともあり、たびたび我が家へ遊びに来るようになりました。

慣れてくると、Mは夕方以降や休みの日などにも我が家へ子どもを預けるようになり、私は少し嫌な予感がしていたのです。

夜の来客

ある日の夜、寝ようと思っていたところ急にチャイムが鳴りました。確認すると、そこにはMの長女と、息子と同じクラスの長男が2人で立っています。

「こんな時間にどうしたの?」と聞くと、「〇〇(下の子)の具合が悪くて、ちょっと熱が高いんです。お母さんがいないって言ったら、〇〇が友達のおうちに行くって言うので……」

確かに、いつもよりも赤い顔をして、具合が悪そうにフラフラしています。夫が見かねて、すぐに救急病院へ連れていってくれました。診察の結果はインフルエンザ。熱が高いことで脱水を起こしてしまったため、入院が必要となりました。

夫は担当の医師に事情を話し、あとで必ず母親を連れてくると伝えたそうです。その間、何度もMに連絡をしたのですが、電話もメッセージも一向に返ってくることはありませんでした。

Mの帰宅

結局、Mが帰ってきたのは朝方でした。悪びれもせず「すいませ~ん、うちの子大丈夫ですかぁ?」と言ったそのときです。ずっと我が家で連絡を待っていたMの長女が、猛烈に怒りだしました。

「ずっと連絡してたのに何してたのよ!」
「仕事じゃないよね? どうせ男と遊んでたんだよね?」
「あんたは母親じゃない! ただ産んだだけの人だね!」

Mの長女はきっと不安でいっぱいだったのだと思います。彼女の口ぶりを聞いていると、こういうことが何度もあったんだろうなということは、容易に想像がつきました。

それから2人は大喧嘩に発展! 夫が仲裁に入り、とにかく病院へ行って入院の手続きをするようにMをなだめました。

Mの長女は大号泣。「こんな母親なんて見たことない!」と泣くは喚くはの大騒ぎになってしまったのです。

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