これは筆者の友人が妊娠中に職場で起こった出来事です。
なるべく迷惑をかけないよう、普段通りの仕事をこなしていたつもりだったのですが、ある日同僚に「いい加減にして!」と言われてしまいました。その理由は意外なもので……? 友人から話を聞きました。
画像: ftnews.jp
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あまり話したことがないAさんからの優しさ

妊娠を職場に報告したとき、職場の方々からお祝いの言葉をたくさんいただきました。

そしてAさんも
「おめでとうございます。あまり無理なさらないでくださいね。」と声をかけてくれました。

Aさんは仕事ができてクールで必要以上に人と話したりはしないタイプというイメージで、今まで業務以外ではあまり話したことがありませんでした。

ですが妊娠してから、Aさんに「無理してませんか?」「体調は大丈夫ですか?」と声をかけてもらえるようになりました。

クールだと思っていたAさんからの優しい言葉にうれしくなりました。
ですが私は甘えてはいけないと「大丈夫です。ありがとうございます。」と返事していました。

医師から安静にと言われていたけど

実は医師からは以前から「ちょっと体に負担がかかっているから、あまり無理をしないようにね」と注意を受けていました。

私の職場は女性が多いこともあり、妊婦に対しての理解があるありがたい職場でしたが、妊婦だからと甘えていてはみんなに負担をかけてしまう……。
そんな気持ちが強かった私は、多少体調がつらいときも我慢して「いつもと変わらない」フリを続けていました。

「いい加減にしてください!」

ある日、どうも体調がすぐれないことがありました。
お腹が張り、少し痛みます。
少し立ち止まってお腹をさすり、痛みが引くのを待っていました。
もし治らなければ病院に行ってみようか、なんて考えていると

「もう、いい加減にしてください!」
それはAさんの声でした。

サボっているように見えてしまったのかもしれません。
今までそう思われないよう、できる限り頑張ってたんだけどな……、そんなことを考えていました。

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