せっかく家族になったのだから、義家族であってもなにかあれば助けたいと思っていたA子さん。義父が亡くなり、義母との同居が始まりました。車いす生活の義母には介助が必要で、A子さんは献身的に義母を支えていました。そんなある日、A子さんの身にとんでもないことが起こってしまいます……! 今回は、筆者の知人のA子さんに聞いたエピソードをご紹介します。
画像: 義兄「お前は居候だろ?!」【義母との同居介護トラブル】義母は嫌味だけに飽き足らず、なんと!?

義父が亡くなり義母との同居が始まった

義父が亡くなり、家族会議の結果A子家族が義母と一緒に暮らすことになりました。

義母は3年前に骨折して、現在車いす生活。
介助が必要なため、A子は献身的にお世話をしていました。

しかし義母はA子のことが気に入らないようで
いつもイライラして、A子にあたっていました。

義母が寝たので電気を消すと
「あんたは、私が死ねばいと思っているのか! 真っ暗だと車いすに移乗するのも大変。トイレだって行けないじゃないか」

お風呂も1人で入れないので、手伝っていると
「私の老いぼれた身体を見て、嬉しいかい?」という始末です。

そんなある日、旦那が義兄(旦那さんの兄さん)にとんでもないことを言われてしまいます。

義兄からの言葉に絶句するA子の旦那

義兄「居候のくせに、母に生意気ばっかいってんじゃないぞ」

A子の旦那さんは兄からの言葉に、絶句しました。
そして次の瞬間

「兄貴は、母さんの今をなにも知らないくせに……」
普段温厚な旦那さんが反論をしていました。

A子は、電話を変わってもらい今までのことをぶちまけました。

すると義兄が
「母さんは、あんたに晩御飯を食べさせてもらえない。お風呂だって一番最後で介助もしてもらえないそうじゃないか」といいました。

義母の虚言癖は、もううんざり。
A子は「それなら、義兄さんがお義母さんと一緒に住めばいい」
と反論し電話をぶち切りました。

A子は、親切心のつもりで義母との同居をはじめましたが、もうウンザリでした。

義姉がやってきた!

数日たち、義兄が義姉を連れてやってきました。
A子は(また文句を言われるのかな)と身構えると

「A子さん。義兄が失礼なことをいってごめんなさいね」
「ほら、あんたからも謝りなさいよ」そういって義兄を叱ってくれました。

そして義母に
「母さん! 私知ってるわよ。あなたは嘘つきだってこと。私はA子さんのいうことを信じている」

義姉のおかげで、やっと報われたA子。

でも、旦那さんと相談して義母との同居は解消することにしたそうです。
義兄と義母はなんども謝ってきましたが、相手にしませんでした。

「ありがとう」の言葉ひとつない義兄と義母。
同居を解消して、よかったのではないでしょうか。

ltnライター:立花彩夏


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