日本に住んでいると安全と清潔はタダだと思いがち。でも世界には色んな国があります。
実際に東南アジアで体験した衝撃のエピソードをご紹介します!
画像: ftnews.jp
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諸事情により東南アジア某国へ

これは筆者自身が十年以上前に体験した話。

当時、身内が東南アジア某国の女性と結婚しており、所用のため彼女の実家を訪ねる事に。
「貧しい」とは聞いていましたがよく分かっていなかった私。自宅に泊めてもらう事に何の不安も抱いていませんでした。

到着早々びっくりだらけ

まず空港にいるストリートチルドレンの数にびっくり。
車に乗れば「絶対に窓を開けるな」との注意。車が停まる度によってくる物乞いの多さにもびっくり。

やっと着いた彼女の実家は広さこそありましたが掘っ立て小屋。そこに何十人もの親戚が一緒に暮らしていました。
そして夜になると……。

みんなどこで寝るんだろう?

家にはベッドが1つしかなく、私はそこで寝かせてくれました。
他の何十人はどうするのかと思ったら、ボロキレをくるっと巻いてコンクリートの床に。
昼間は外にある簡易トイレが使えましたが「夜は銃を持った人がいるから危険」とバケツでするように言われました。

びっくりだらけで眠れない夜になりました。

日本の生活の幸せを実感

翌朝、お母さんがしめたばかりの鶏で唐揚げを作ってくれました。それがとても美味しくてびっくり。
皆、定職はなく、ハイウェイで物売りをしたりして暮らしているそう。日本人と結婚した彼女の仕送りは大切な収入源でした。
ですがその後、身内は離婚。やはりお金の問題が大きかったようです。

当たり前になっている日本の安全で清潔な生活。
その有り難味を思い知った体験でした。

ftnコラムニスト:kanonmaru


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