晴れて妊娠したと思ったら、まさかの切迫早産で緊急入院!「もし今産まれたら、お腹の子の命が危ない」と私は医師から突然告げられてしまいます。不安で押しつぶされそうになる中、入院中に思いがけない出会いが待っていたのです……!
画像: ftnews.jp
ftnews.jp

押しつぶされそうな入院生活

切迫早産については何となく知っていたものの、まさか自分がなるなんて……。出産予定日までまだ二か月以上あり、その間ずっと入院することになりました。

24時間点滴に繋がれ、ずっと横になりっぱなしの入院生活。ただただ時間が過ぎるのを待つ日々でした。

同時に、赤ちゃんへの不安も募るばかり。「もし今、陣痛が来てしまったら、この子はどうなってしまうの?」と、悪い方向にばかり考えてしまっていました。

同じ点滴をつけた妊婦さん

ある日、いつものように診察室に呼ばれた私。病室から診察室に行こうとしたその時、「診察室はどこですか?」と私と同じ点滴をつけた妊婦さん(Aさん)から尋ねられました。

そして「もしかして切迫早産で入院されてますか? 本当にしんどいですよね。 もう少しの辛抱なのでお互い頑張りましょう!」とAさんは私を励ましてくれたのです。

これがきっかけでAさんとは、診察待ちの時や病室で楽しく話す間柄に。自分の気持ちを分かってくれるAさんが、私にとって心の救いになっていきました。

その後、先に出産日を迎え、退院することになったAさん。私は「もうAさんとは会えなくなるのかな」と寂しさを感じていました。

まさかの出会いから大親友に!

退院当日、Aさんが私のもとにやってきました。そして「ママ友になってください!」と、連絡先を書いたメモを私に差し出したのです。この瞬間、Aさんは私にとって初めてのママ友になりました。
それから7年ほど経った今、Aさんは何でも相談し合える親友級のママ友です。子供同士も誕生日が1週間違いで、とても仲良しになりました。

入院生活はとても大変でしたが、子供も無事に産まれ、大親友Aさんにも出会うことができたので、あの入院生活はムダではなかったんだなと感じました。

ftnコラムニスト:はぴまる

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.