朝の通勤時は、どうしてもバタバタと忙しくなりがちですよね。そんな時困っている人がいたら、あなたは手を差し伸べますか?今回は筆者の友人A子さんの体験談です。心優しい彼女が助けたのは……。
画像: ftnews.jp
ftnews.jp

見て見ぬふりは無理! 老人を助けて遅刻

A子さんは出勤途中、うずくまる高齢男性が目に留まりました。
周りの人はチラチラ見つつも、急いでいるのか足早に去っていくのです……。

A子さんも急いでいましたが、見て見ぬふりは出来ませんでした。
遅刻覚悟で声をかけて、救急車を呼ぶことにしたのです。

結局A子さんは1時間以上も遅刻。
上司に遅刻理由を素直に話したものの、「この繁忙期にウソを言って遅刻するなんて! 何を考えているんだ!」と怒られてしまいました。

上司から詳細を聞かれて?

そんな出来事から数週間後。
突然上司が、

「前に人を助けて遅刻した日のこと、詳しく教えてくれないか?」

不思議に思いつつも、場所や高齢男性の状況など、全てを話すと、上司から「あの時は、怒鳴ってすまなかった」と謝罪されたのです。

それから上司が話し出した内容に、A子さんは驚きを隠せませんでした。

まさかの繫がりに仰天! 無事助かって本当によかった!

なんとA子さんが助けた高齢男性は、上司の義父だったというのです。
あの後入院し一命を取り留めましたが、A子さんの助けがなければ危険な状態だったそう。

「あの時助けてくれた女性に、どうしてもお礼がしたい。」

A子さんは急いでいたのもあり、名前も告げずその場を立ち去っていました。
それでも高齢男性は、ずっとA子さんを探していたのです……!

その後、無事再会を果たした二人。
上司の家族からもかなり感謝され、お礼の品だけでなく豪華な夕飯までご馳走になったんだとか。

あの時遅刻してでも、人助けをしてよかった!
そう照れくさそうに話すA子さんだったのでした。

ftnコラムニスト:Yukky111

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.