友達のアキ(仮名)に、初めてのママ友ができました。しかし、このママ友がけっこう厄介だったそうなのです。ママ友になってから数週間後、友達は自分の家にママ友を招くことにしたのだそうですが、せっかくのお茶会だったのに、モヤモヤが残る結果となってしまったのだそうです。一体、なぜなのでしょうか……
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初めてできたママ友

アキが子供を連れて公園に遊びに行っても、周りに知り合いもいないので、少し不安だったのだそう。
そんな中、人懐っこく話しかけに来てくれた1人のママがいたそうです。

キレイめな格好をしていてスラッと背が高く、育児の話も合うのでアキは仲良くなりたいと思ったのだとか! 初めて会話をしてからは、そのママ友とは頻繁に公園で井戸端会議をしながら子どもたちを遊ばせるようになったのだそうです。

セレブなママ友?

仲良くなってたくさん話をするようになってから、アキはママ友の持ち物や服装のクオリティが自分より常に上だと気づいたのだそうです。

アキは、子どもと出かける時には大きなカバンにポケットが複数ついた、いわゆる【マザーズバック】を持って出かけていたのですが、そのママ友は少し値が張るブランド物の大きめのバックを持参していたのだとか。

汗拭きタオルにしても、アキは100均のものを使用していたのだそうですが、ママ友はオシャレなハンカチを使っていたそうです。

そんなママ友を見てアキは「似合うわ〜背も高くてオシャレなママさん! って感じ!」と少し憧れの気持ちもありました。

値段、そんなに気になる?

素敵なママ友を、家に招いてお茶会をしよう! と思ったアキは、さっそく家に誘ったのだそうです。

公園では普通のママにしか思えないし、イヤな思いをさせられたこともなかったのですが、家に招き入れた途端、「なんかイヤな人」と思うことが起きたのだとか……

アキがリビングに案内すると、照明を見て「これどこで買ったの? いくらした?」と……シャンデリアの値段を聞いてきたのだそうです。

「ネットで買って2万もいかなかったよ」と答えるとママ友は「ふ〜ん。やっす!」と一言……

さらにIHの値段、湯沸かしポット、冷蔵庫、テレビ、洗濯機と家中の家電を見てまわっては値段を聞いてきたのだそう!

なんでそんなに人の家の家電情報が気になるのか……

缶ジュース1本

家電を一通り探索したママ友は、やっとダイニングテーブルに座りました。

やっとお茶会タイム! と思っていたのに、ママ友から言われた言葉は、アキにとって気持ちのいいものではなかったといいます。

「うちの洗濯機は30万のドラム式だよ〜! 機能抜群だし!」「IHは子どもがいるなら3口はほしいから、うちのは高めだったの〜」「冷蔵庫もさ、20万だったかな? 家電って高いよね〜」

すべての家電がアキの家にあるものよりもクオリティが高く、お値段もそれなりだったそうです。「いちいちマウントを取られているみたいで、この日は本当にイライラした!」とアキはいいます。

そんなにお金をかけているのに、アキの家に持ってきた手土産はというと、缶ジュース1本だけだったといいます。

「なんで手土産のクオリティだけそんな低いの!?」わたしはアキのこの言葉を聞いた時、思わず笑ってしまいました。
もちろん缶ジュースが悪いわけではありませんが、ここまで他人の家のモノを「安い」と意見されてしまった後だったので、拍子抜けしてしまいました。

ママ友は単純に値段が気になって聞いただけで、マウントを取るつもりはなかったのかもしれません。
ですが、この時は本当にモヤモヤが残った、とアキは話しています。

ftnコラムニスト:さらら


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