家事だけでなく、育児にも協力的なメンズ、略してイクメン。Aさんの勤める会社では、自分のことをかなりのイクメンだと豪語する上司がいるのだそう。しかし、よくよく話を聞いてみると、言っていることがチグハグで......。
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「今朝も子供のオムツ変えてきたんだよね」

「中には汚いって嫌がる人もいるけど、俺はそういうの平気なんだよね。」女性社員と育児の話で盛り上がっているのは職場の上司のRさん。休憩時間になると、子供のいる女性社員に近づいては、育児の話で盛り上がるっているのだそう。Aさんを含め、最初は育児に協力的だというRさんに肯定的だった周りの女性社員でしたが、次第にRさんの話の内容に眉をひそめるようになってしまったのだとか。

少しズレてる育児論

「小さいうちから色んな景色を見せてあげたくてさ。この前なんか3時間くらい外を散歩してきたんだよね。」そう話すRさん。しかし、Rさんの子供は産まれて半年の乳児だったはず。本来、その頃の赤ちゃんは直射日光を避けなければならず、基本的には長時間の外出は推奨されていないはずです。「そ、そうなんですね! いいお父さんだなあ!」会話の中で、Aさんはそのように流していましたが、この時、「本当に育児をしているのかな......。」と思ってしまったそう。

新入社員がピシャリ、「赤ちゃん死んじゃいますよ」

そんなある日の出来事。4月になり、新しい新入社員の女の子とRさんが話していた時のことです。「うちの子、ようやく離乳食にも慣れてきてさ。この前初めてヨーグルトを食べたんだけど、あんまり美味しくなさそうだったから蜂蜜かけてあげたんだよね。」その会話の内容に、ギョッとする周りの女性社員。なぜなら、蜂蜜は生後一年未満の赤ちゃんに与えてはいけない食品とされているからです。会話の行く末を見守る周りの社員。そんな中、入社したての新入社員の女の子は、「え? 赤ちゃんに蜂蜜? 死んじゃいますよ、そんなことしたら。」とストレートすぎる一言。これにはオフィスも騒然。

赤ちゃんに蜂蜜、なぜだめ

「し、死んじゃう? 赤ちゃんが?」新入社員の言っていることが理解できていないのは、どうやらその場ではRさんだけのようでした。赤ちゃんが蜂蜜を摂取してはいけない理由。それは、乳児の場合はまだ腸内細菌の環境が整っていないため、蜂蜜に含まれているボツリヌス菌が腸内で増えてしまうと毒素を作りだしてしまうことがあるから。最悪の場合、死に至ることもあるのだと言います。

暴かれた上司の本性、育児は妻任せ

「前から思ってたんですけど、Rさんって本当に育児してますか? なんか、話してること結構的外れなんですよね。」忖度のかけらもない新入社員からの容赦のない一言。これにはRさんも参ってしまったのか、実は全ての育児を妻に任せっきりだということを白状したようです。周りの女性社員と仲良くなろうと、頑張って話題を合わせようとしていたと話すRさん。そういうことだったのか、オフィスにいた女性社員たちは思ったと言います。

ftnコラムニスト:翠夏


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