多くの夫婦が悩んでいる家事の分担。家事は妻がするべき? 共働きの場合は? 体調の悪い中、家事をこなしていたDさんが夫から受けた仕打ちとは。
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突然の体調不良

ある朝目覚めると、身体に違和感が。頭は痛いし、なんだかぼーっとする。やけに体が重く、喉が痛む。嫌な予感のしたDさんが熱を測ってみると、体温計は38度5分を指していました。「あー最悪だ……。」そんな風に思いながら、会社に休みの連絡を入れたDさん。すでに夫は出勤しており、家には1人でしたが、Dさんにはしなければいけないことがありました。

夫婦共働き、なのに夫は家事をせず

まずは部屋の掃除。仕事から帰ってきて部屋が汚いと、夫の機嫌が悪くなるため、せめて掃除機はかけておかないといけない。次に洗濯、そしてゴミ出し。Dさん夫婦は共働きでしたが、家事は全てDさんがこなしていました。結婚当初は夫も手伝うことがあったそうなのですが、いつしか分担制は崩壊していたのだそう。

「飯の時間だぞ」キッチンからはいい香りが

一通り家事をこなすと、体力の限界を迎えたDさんはそのまま寝落ちしてしまいました。寝ていたDさんを起こしたのは、キッチンから漂ってくるいい香り。「あれ? 夫、帰ってきてたんだ。」Dさんがそんなことを考えていると、キッチンからやってきた夫が一言、「飯の時間だぞ。」

机に置かれた空になったカップラーメン

「そっか、私が体調が悪いから、代わりに作ってくれたんだ……!」普段は家事を手伝わない夫が、体調が悪く、寝込んでいたDさんのために食事を作ってくれた……。Dさんはそう思ったそうです。しかし、起き上がり、向かったリビングの机の上に置かれていたのは空になったカップラーメンでした。「飯の時間だぞ。残ってたカップラーメン食べたんだけど足りないから、なんか作って。」さすがのDさんも、夫のこの行動にはかなり頭にきたようです。

Dさんの反撃、反省した夫

翌日、体調が回復したDさんは、この日からあることを決めました。それは、夫の分の家事はせずに、自分の分の家事だけするというもの。食事も自分の分だけしか作らず、洗濯も自分の分しか洗わない。そんな生活を、1ヶ月ほど続けたのだと言います。最初はぶつぶつと文句を言っていたDさんの夫も、1ヶ月後にはDさんの反撃にギブアップ。白旗をあげ反省した夫は、それ以来、しっかりと家事を手伝ってくれるようになったのだとか。

ftnコラムニスト:翠夏


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