「不倫なんて無縁」と思っている人ほど、チャンスがあればあっさりと足を踏み入れるなんてこともあるようです。今回は筆者の友人から聞いた、不倫によって心の歯止めが効かずに暴走した50代主婦のエピソードをご紹介します。
画像: ftnews.jp
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会社員時代の後輩とお通夜で再会

50代のM子さんは、28歳のときに2歳年下の会社の同僚と社内結婚をしました。
これは、M子さんが会社員時代にかわいがってもらっていた先輩が病気で亡くなったときの話です。

夫はお通夜の後に会社に戻ったので、M子さんは一人で精進落としに参加し、久々に会社の同僚たちと再会しました。

お酒も入って気分がよくなった後輩、H志さんから「M子さん、綺麗になったなぁ〜良い女だなぁ」とからかわれます。

M子さんも最初は軽くあしらっていたのですが、彼があまりにもしつこくお世辞を言ってくるので、少しその気になってしまいました。

突然、路地に連れ込まれて……

同僚たちと駅に向かう途中、H志さんは急にM子さんの腕をつかみ、そのまま路地へ!

H志さんはM子さんを抱きしめて「ずっと好きだった」と……。

彼を突き飛ばそうともがくM子さんを、H志さんはさらに強く抱きしめてきたのです。
びっくりしたものの、久しぶりに男性の優しさを感じたM子さんは嬉しさで号泣。

その夜、男女の関係になりました。

逃げ回る男に怒りMAX

関係を持って3日。あの日以来、H志さんから何の連絡もありません。

しびれを切らしたM子さんはメールを送りましたが、それでも返信はなし。
意を決して彼に電話をかけるも、留守番電話になってしまいます。

数分後、着信履歴を見た彼から「関係を続けるのはやめよう」とメールが送られてきたのです。

彼の一方的な態度にM子さんも怒り心頭で、「私とのこと後悔しているんですか?」「逃げるなんて意気地なし!」としつこくメールを送りました。

不倫の落とし前はしっかりつけよう!

M子さんは自分が馬鹿にされたようで許せなかったのです。
彼から届いた年賀状を探し出して、『あなたのご主人は不倫をしています』と奥さま宛に手紙を送りつけました。

数日後、彼から電話で「二人の思い出を汚さないで欲しい。俺が悪かったから、もう勘弁してくれ」と泣きながら謝られました。

M子さんは心底腹が立って「良い年したおじさんがめそめそ泣くな!腰抜けの臆病者!」と捨て台詞を言って電話を切ります。

ただ、しばらくしてM子さんは、自分だけが舞い上がっていたことに気づき、恥ずかしくてたまらなかったようです。

男性側から誘っておいて、その後、怖気付いて女性から逃げ回るなんて本当に情けない話です。
後悔するなら、最初から不倫に手を出すな!と一喝してやりたいですね。

ftnコラムニスト:広田あや子


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