上司にはなかなか逆らえないものです。しかし、もし上司が夫婦関係にまで関わってきたら話は別ですよね。今回は社内でW不倫を強要されそうになったエピソードを筆者の知人に聞きました!
画像: ftnews.jp
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夫の上司が女性に変わり……

知人のA子さんは社内結婚したあとも仕事を続けているため、夫婦で同じ会社で働いています。
最近、夫の直属の上司が既婚の年上女性になりました。それまでは定時で帰宅できていた夫は、上司が変わった途端に残業続きに。
たまに残業がない日でも上司に飲みに誘われ、休日も上司に呼び出され、ほとんど夫婦の時間も取れなくなってしまったそう。

夫は謝ってくれましたが、直属の上司なのでなかなか断ることもできない様子……。寂しいけど仕事だし仕方ないよね、とA子さんも渋々認めていたそうです。
そんな日々が半年ほど続きました。

仕事じゃなくて誘惑だった!

ある日、終電ギリギリで帰宅した夫の様子がいつもと違ったので、A子さんがどうしたのか尋ねると、夫から信じられない言葉が……。
なんと、例の上司がハッキリと夫をW不倫に誘ってきたというのです!

半ばムリヤリ飲みに連れていかれ、終電だから帰るというと今度はホテルに誘われ、「お互い既婚者だし、後腐れなくていいでしょ? 」とまで言われたそう。

これまでの鬱憤もあり、「さすがに許せない!! 」と怒ったA子さんは、退職覚悟で夫の上司と直接対決することにしました。

クビ覚悟で直談判

翌日、夫の上司を無人の会議室に呼び出し、「夫を振り回すのはやめてください! 」とハッキリ告げたA子さん。
しかし上司は何食わぬ顔で「そんなに大切ならどうしてつかまえておかないの? 」と言ってのける始末。

お前が上司の権限を利用して夫婦の時間を奪ってたんだろうが! という言葉をA子さんは飲み込み、その足で人事部へ。事の次第をすべて会社にバラすことにしました。

平社員の自分の言うことを会社が信じてくれるだろうか……と心配でしたが、その上司は前の部署でも同じようなトラブルを何回も起こしていたらしく、今回ばかりは会社側も許容できないということで、それからすぐ上司は地方に左遷されたそうです。

まとめ

A子さんのように勇敢な奥さんならいいですが、そうでなければなかなか上司に逆らうことはできませんよね。
職権乱用して部下を誘惑するなんて、言語道断です!

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの


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