12月になると街はキラメキを増し、あちこちから聞こえてくるクリスマスソングが胸を弾ませます。そんなクリスマスが大好きだった女性が、旦那のせいでクリスマスが大嫌いになってしまった…女性が経験した史上最悪なクリスマスとは?!是非ご覧ください。
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初めて迎えるクリスマス

Yさんは今年生まれたばかりの幼い息子とご主人のR太(以後R太)と3人で暮らしていました。

R太はテレビ局で働いていて、毎年クリスマスシーズンは大忙し。

ただ、今年は子供が生まれて初めて3人で迎えるクリスマスということもあり、どうにか25日だけは仕事を休んでもらうことにしました。

12月24日:クリスマスイブ

「帰りが遅くなるから先に寝てて。」

仕事をしているR太からメールが届きました。

明日のクリスマスは家族で過ごせるし、仕方ないと思い、先に眠りについたYさん。

しかし、R太はこの日帰って来ませんでした。

そして翌日、とんでもないクリスマスが待っていたのです。

12月25日:クリスマス

昨夜から降り続いた雪が積もり、まだまだ外は薄暗い時間。

「ガチャッ」と玄関の鍵が開く音で起きたYさん。

カーテンが閉まったままの薄暗いリビングに行くと、スーツ姿のまま正座をし、俯いたR太がいました。

「どうしたの?!」びっくりしたYさんは、R太に声をかけましたが、返事はなくR太の肩は小刻みに揺れていました。

「泣いているの?話してくれないとわからないよ!」しばらく続いた沈黙の後、R太は泣きながら話し始めました。

「ごめん・・・本当にごめん・・・妊娠・・不倫相手が妊娠してた・・・」

この瞬間、Yさんの大好きなクリスマスは一生忘れられない最悪な日に変わりました。

史上最悪なクリスマス。

R太と不倫相手は数年不倫関係にありました。

相手は結婚していることを知っていましたが、いつか離婚してくれると信じていたそうです。

今回の妊娠もR太が喜んでくれると思っていたのでしょう。

クリスマスイブの日にR太を呼び出し、「妊娠」を伝えました。

そんなR太は離婚するつもりなど無く、今回の妊娠も寝耳に水。

突然のことに頭が真っ白になり、不倫相手を置いて慌てて帰宅したのです。

馬鹿な男の過ちでいったい何人の人を傷つけたでしょうか。

R太はYさんに泣きながら謝罪。二度としないと約束しました。

Yさんは息が詰まり言葉が出ませんでしたが、

ただ一言だけ「これ以上、私たちに迷惑をかけないで。」と伝えました。

まとめ

Yさんは決して許したわけでは無く、自分の中で整理する時間が欲しかっただけと話していました。

その後R太は不倫相手と話し合いをしたようですが、大揉めで警察沙汰になり、それはそれは大変だったそうです。

この続きはまたお話ししたいと思います。

さて、今年はどんなクリスマスになるでしょうか。楽しみです。

ltnコラムニスト:うる


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