ミサキさんとカズヤさんは2人の子を持つ夫婦。ミサキさんは第3子の出産を控え、準備に忙しい日々を送っていました。もう既に2人の出産を経験したミサキさんは、夫も当然戦力として考えています。ですが、カズヤさんは記憶喪失かと思うほど出産についての記憶がなく頼りになりそうにありません。それどころか自分のことしか考えていない発言の連発。ミサキさんはこの先3人の子供をカズヤさんと育てていけるのか絶望するのでした。
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正気ですか?「子供っていつ生まれるの?」

第3子の出産を控えたミサキさんとカズヤさん。ミサキさんは産休に入り、出産のための準備を進めていました。そんなある日、カズヤさんがミサキさんに尋ねます。

「子供っていつ生まれるの?」

よく聞いてみると出産予定日を聞いていたわけではなく、赤ちゃんは決まった日に生まれてくると思っているらしいカズヤさん。既に2人の子の出産を経験しているはずなのに、記憶喪失なのだろうかと不思議なミサキさん。赤ちゃんが生まれてくる日はわからないことを丁寧に説明してあげます。

コイツ大丈夫…?まさに大きな長男

上に2人の子がいての出産となる今回。ミサキさんは当然カズヤさんを戦力として数えていました。しかし、出産の流れや入院中にお願いしたいことを頼んでもカズヤさんは生返事ばかり。それどころか「ミサキが入院したら俺の飯はどうすればいいの?」なんて言ってきます。

これでは2人を置いて出産はできないと判断したミサキさんは、入院中は義母を呼び助けてもらうことを決意。3人の子の父親になるというのに、いつまでも長男気分のカズヤさんに呆れてしまいます。

「もうやっていけないかも」父親の自覚っていつ芽生えるの?

いよいよ出産予定日まで1週間となった頃。カズヤさんには、しつこいくらいいつ生まれてもおかしくないことを伝えてあったはずなのにカズヤさんは晩酌を止めてくれません。「夜に産気づいたらどうするの?」と毎晩ケンカになります。

今日も晩酌を始めようとするカズヤさんとミサキさんはケンカになってしまいます。そんなとき、ミサキさんに異変が!なんと陣痛が始まり、第3子なこともあってすぐに間隔も縮まっていきます。病院へ行かなければなりませんが、カズヤさんはお酒を口にしておりオロオロするばかりで役に立ちません。ミサキさんは自ら病院への連絡、念のためお願いしていた陣痛タクシー、義母への連絡を済ませ病院へと向かうのでした。

出産すれば恨みも吹き飛ぶ…?わけありません!

ミサキさんの出産は超安産!義母に言われて後から駆け付けたカズヤさんも、赤ちゃんを抱き感動しています。「お疲れ様」との言葉をカズヤさんからかけられたミサキさんですが、出産を終えた高揚感があってもカズヤさんを許すことはできません。

出産時の恨みは絶対に忘れることはできないという噂通り、ミサキさんもこの先カズヤさんを許せそうにはないのでした。ですが、この先もカズヤさんと暮らしていかなければならないのは紛れもない事実。赤ちゃんとともにカズヤさんを立派な夫と父親にビシバシ育てることを誓うのでした。

ftnコラムニスト:安藤こげ茶

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