
陣痛開始!でも全然進まないお産……
友人のAちゃんは昨年第一子を出産しました。初めての出産ということもあり、かなりの難産だったのですが、その時の旦那さんの言動がありえないことの連続だったそうです。
陣痛開始から10時間以上たってもまだ子宮口が開かず全然進まないAちゃんのお産。前日の夜からずっと陣痛室で耐えているAちゃんはもう心身ともに限界でした。
旦那さんは病院に着くまでは付き添ってくれていたのですが、その後すぐ重要な仕事が入り会社へ。逐一LINEで状況は連絡はしていたものの、Aちゃんの苦しみはいまいち旦那さんに伝わっていなかったようで……
やっと現れた旦那の姿に絶句!
旦那さんから「仕事終わった!今から行くね」と連絡が来たのは、陣痛開始からすでに15時間が経過した頃でした。
さすがにこの頃には子宮口も開いてきて、助産師さんに「今日中には生まれるかな」と言われたAちゃんはなんとか気持ちを持ち直して頑張っていました。
でも、一刻も早く陣痛室に来て一緒に頑張ってほしい!と思うAちゃんとは裏腹に、旦那さんはなんだかのん気な様子で、「昨日お風呂に入れなかったからシャワーあびてからいくわ~」と言う始末。思わずAちゃんは「私なんて2日前からシャワー浴びれてないわ!!」とツッコミを入れそうになったそうです。
そしてやっとのことで旦那さんが陣痛室にやってきたのですが、その姿にAちゃんは思わず絶句……。なんとスタバのコーヒーを片手にのんびりやってきて、「よっ!調子どう?」と軽い調子で言ってきたのです。
帝王切開が決まったが、旦那の反応は?
その後、Aちゃんのお産はまた進まなくなってしまい、胎児の心拍も落ちてきたため、結局帝王切開で出産することに。
「ここまで頑張ってきたのに……」とガックリしているAちゃんを見て、旦那は明るく「よかったじゃん!これで麻酔かけてもらえるよ~(笑)」と言い放ったそう。
どこまでも他人事な旦那の様子に、さすがのAちゃんも「誰の子どもだと思ってんだ!お前が産んでみるか?!」とブチ切れ。普段温厚なAちゃんが激怒する姿を見て、ようやく旦那さんもハッとして、事の重大さに気付いたようです。
まとめ
その後Aちゃんは帝王切開で無事に元気な子を出産しました。旦那さんは生まれた子どもにメロメロで、今では立派なイクメンになっているそうです。それでも「あの時のことは絶対に許さない」とAちゃんは言います。
妊娠出産の恨みは一生モノです。奥さんの信頼を失わないように、寄り添って思いやる気持ちを忘れないでくださいね!
ftnコラムニスト:藍沢ゆきの