ボランティア、のつもりが【まさの略奪？！】夫の恋心に火をつけた、衝撃の再会って？！

幸せな生活を手放すAくん

Aくんは、同級生のBちゃんと高校３年間お付き合いをしていました。

卒業後は二人とも県外の大学に進学し、遠距離恋愛をつづけていたそうです。

しかしお互い就活が忙しくなった頃、関係が自然消滅してしまいました。

その後Aくんは、都内の企業に就職。

仕事で出会った女性と結婚し、3人の子どもにも恵まれました。

仕事もプライベートも順風満帆だったAくん。

そんな彼は40歳を手前に自分の人生を考えるようになります。

会社ではそれなりにキャリアを積んで実績もありました。

しかしそれを捨て、将来は産業カウンセラーとして社会に貢献したいと考えるようになったそうです。

傾聴ボランティアで元カノと再会

第二のキャリアをスタートさせるため、通信制の大学に入学したAくん。

カウンセラーとして経験を積むために、SNSを中心に傾聴ボランティアをはじめます。

ボランティアをはじめて半年後、ある女性からDMが届いたそう。

女性と何度かやりとりをしているうちに、女性が昔付き合っていた男性からひどいDVを受けていたことや、上司からのパワハラでうつ症状を患っていることを知りました。

そのうち女性から、直接会って話を聞いてほしいと依頼されます。

当日は、都内の喫茶店で待ち合わせ。

２時間ほど彼女の話に耳を傾けていたAくん。

帰り際に女性から「もしかして、〇〇高校出身ですか？」と聞かれます。

怪訝に思ったAくんでしたが、この質問で目の前にいる女性が元カノBさんだと気づいたそうです。

かつての恋心に火がつく二人

女性が元カノだとわかった瞬間、Aくんのなかで強烈に「Bさんを救いたい」という気持ちが湧きあがります。

その後も定期的に相談をうけていたAくん。

そのうち元カノは会社をやめ、転職活動ができるほど元気をとりもどしていきました。

このころには、Aくんの気持ちは完全に元カノにあったそうです。

お互い「あの頃、別れてなかったらどんな人生だったのかな？」なんて冗談を言い合える仲になったころ、Aくんは正式にBさんに交際を申し込みます。

離婚して第二の人生をスタート

Aくんは妻にBさんとの関係を全て打ち明け離婚の意志を伝えたそうです。

妻も自分から心の離れたAくんを追うこともせず離婚を承諾。

今では3人分の養育費をしっかり払いながら、元カノとの生活を楽しんでいます。

人は、思わぬきっかけで昔の恋心に火をつけてしまうこともあるようです。

とくに、かつての恋人が弱っているときは要注意！簡単に会う約束をするのは禁物ですよ！

ftnコラムニスト：広田あや子