基本的な常識や最低限の礼儀などの一般常識がない人と関わって、驚いたという経験はありませんか?今回は、友人から聞いた、仕事はできるけれど常識がない残念な同僚のエピソードをご紹介します。
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仕事もできて美人な同僚

友人はかねてから念願だった化粧品業界に転職し、中規模メーカーの営業事務職に就職しました。同じ時期に何人か転職で入ってきたので、同期会を作って仲良くしていたそうです。

その中の一人に、デパコス売り場から転職してきたA子がいました。さすがデパコスのお姉さんといった雰囲気で、入社後すぐに噂になるくらいの美人でした。A子も化粧品が大好きで売る側から作る側になりたいと熱い気持ちで入社した一人。どんどんと成績を伸ばし、あっという間に役職者まで上り詰めたそうです。

世間知らずなA子

A子はたしかに仕事はできて成績も残せるやり手だったんですが、時折「あれ?」と思うような出来事がありました。

居酒屋に行くと自分が注文したものは大皿でもシェアせず一人で食べたり、そろそろお開きというタイミングでドリンクやデザートを頼んでみたり。やんわりとたしなめても、私が食べたくて注文したから私が食べて当たり前・私は今これが飲みたいから頼むといったかんじで、変な所で自分の考えは曲げない頑固なところがありました。

TPOに沿った服選びも苦手なようで、大きな会議の日にぴちぴちのタイトスカートやスリットの大きく開いたワンピースで出社したり、営業回りの日に編み上げブーツや派手なネイルなど、相手によっては顔をしかめられるような服装でも「私は私」というスタンスだったそうです。

お葬式でやらかす

A子は世間知らずだとは薄々感じてはいましたが、たまにやらかす程度だったので友人もそれほど気にはしていませんでした。しかし、会社の会長が亡くなりお葬式を手伝うことになった際、A子がやってしまいました。

当日の朝、A子に会ってびっくり!
いつもの派手なネイルは付けっぱなし、黒の網タイツにスケスケレースの黒ワンピースにピンヒールで現れ、会場は凍り付いたそうです。なんと、お葬式に参列したことがないA子は、とりあえず黒を着ていけばいいだろうと考え、どうせならおしゃれな黒コーデにしたんだとか。

友人は、同期としても同じ女性としても、常識がなさ過ぎて見ていて恥ずかしかったそうです。
取引先からは会長の愛人などと噂され、さすがに上司からお説教されていたそうです。

まとめ

世間知らずな人の中には、周りに合わせようとせず自分を主張する人も多くいます。周りに迷惑をかけない程度だったらいいのですが…。いくら仕事ができても、女性としての一般常識は持ち合わせていてほしいものです。

ftnコラムニスト:karira

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