コロナ禍になり、アウトドアを楽しむ人が増えましたね。同時に、グランピングやキャンプはおしゃれで映える、と安易に考えている迷惑な人達も増えてしまいました。今回は、アウトドア大好きな友人が義実家を連れてキャンプに行ったときのドン引きエピソードをご紹介します。
画像: ftnews.jp
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アウトドア好きな友人

数年前からキャンプにハマっている友人。週末に用事がなければ旦那さんと二人でいろんな所へキャンプに出掛けています。義両親と義妹は全くアウトドアに興味がなく、結婚当初は何度か誘ってみましたが、キャンプなんてホテルに泊まるお金がない暇な人の遊びと言われたことがあったので、それ以来誘うことはなかったそう。

そんな義両親がテレビでやっていたおしゃれなキャンプ特集を見て、急に行きたいと言い出しました。おしゃれで思ったより楽しそうだと義妹一家も便乗して、顔を合わせれば連れて行ってと連呼。テレビみたいにおしゃれじゃないよ、虫が出るよ、夜のトイレ大変だよ…と後々文句を言われそうなマイナスポイントを並べましたが聞く耳持たず。

あまりにもしつこいので埒が明かず、仕方なく大家族用のビッグサイトを借りてテントも3つ用意。結局、友人夫婦がほとんど準備をしてキャンプをすることになりました。

何も手伝わない義実家

当日は、天気の良いキャンプ日和。友人夫婦は、せっかくだから楽しもうと張り切ってテントを張っていましたが、もうその時点で義実家は「テントはまだか」「喉が渇いた」「日焼けする」と文句ばかり。

友人が気を使って映えキャンプ用に用意したガーランドやイルミネーションなどの飾り、ハンモック、テーブルや椅子などの設置も手伝わず、「なんか暇」と言い出す始末。友人夫婦はテント3つも張ってもうクタクタでした。

ずっと文句ばかり

夕飯は義両親の買ってきた肉で炭火のバーベキューをしましたが、ホットプレートのほうが焦げなくて美味しいと文句、煙がくさい暑いと文句、テレビが見たいアイスが食べたいとわがまま放題、ランタンの灯りに群がる虫に悲鳴を上げて逃げ回り、せっかくのイルミネーション映え写真も撮らずテントに退散。

夜も更ける頃、いきなりテントの入り口が開いたかと思うと、「こんな固いところじゃ寝れない」と言って車へ向かった義実家。翌朝には車で寝たから身体が固まって痛いと文句を言っていたそうです。

キャンプから戻ってからも、感謝の言葉はなく「疲れた」「キャンプなんて何が楽しいかわからない」「時間の無駄」などと酷い言葉が並んだため、大きなショックを受けた友人はそれ以来、義実家とはできるだけ関わらないようにしているそうです。

親しき中にも礼儀あり

アウトドアが本当に苦手で無理だったとしても、お願いして連れて行ってもらっているのに文句ばかりでは、今後おつきあいするのも嫌になってしまいますね。
しかし、このキャンプで義両親の本質が知れてよかったのかもしれません。

ftnコラムニスト:karira


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