いまやラインは日常生活に必要不可欠なSNSですね。誰もが簡単に使えるからこそ、誤爆もおこりやすいです。今回は、夫婦の秘事を上司に誤爆した友人が、上司から思わぬ対応をうけたエピソードのご紹介です。
画像: ftnews.jp
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人知れず妊活を頑張っていた夫婦

Aちゃんは結婚8年目。

大学時代の同級生と新卒1年目で結婚しました。

夫婦仲もよく、友人たちから「円満の秘訣は?」なんて聞かれることもしばしば。

しかし、なかなか子どもに恵まれず苦労していました。

勤務中に上司に排卵日を誤爆

30歳を目前に不妊治療をはじめたAちゃん夫婦。

ある日の勤務中。

スマホをのぞくと、生理や排卵日を予測するアプリから「そろそろ排卵日です」と通知がきました。

Aちゃんは即座に「今週は排卵日だからよろしくね〜」と夫にライン。

その後、業務に集中するAちゃん。

すると上司のBさんから「ちょっと話があるから別室に」と呼ばれたのです。

仕事でミスをしたのかな?とビクビクしながら上司のあとをついていきます。

すると上司から「体調は大丈夫?」と思わぬ一言をかけられます。

不思議に思いながらも「元気です!」と答えると、上司が「さっき君からラインがきて…」と気まずそうにしています。

その姿をみて、ようやく自分の誤爆に気がついたそう。

上司からまさかの告白

Aちゃんはあわてて夫と間違えてラインしてしまったことを伝え、謝罪しました。

すると上司が「うちの妻も頑張っていたから…」と自分たちも長年の不妊治療のすえに子どもを授かったと教えてくれたのです。

上司夫婦は2度の流産を乗り越え、3人の子宝に恵まれたそうです。

奥様は妊活中、夜勤ありのハードな職場で働いていたので、無理をさせたと後悔しているとはなしてくれました。

上司からの思わぬ告白に、胸がぐっと熱くなったAちゃん。

いつのまにか、誤爆した恥ずかしさも吹き飛んでいたそうです。

上司の神対応に感謝

このとき会社は繁忙期で、Aちゃんは残業が続いていました。

部下の事情を知った上司から「今週だけでも定時で帰れるように」と業務量の調整をしてもらえたのです。

その後も、残業中「夜道を女の子1人で帰るのは危ないから、あんまり遅くならないように帰り〜」とさりげなく気遣ってくれるようになったそうです。

Aちゃんのように、消えてしまいたいほど恥ずかしい誤爆ラインがきっかけで、相手から思わぬ神対応をされることも!

それにしても、これほど素敵な上司がいれば、産後も安心して職場復帰できそうですね。

ftnコラムニスト:広田あや子


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