筆者友人C子の話です。
運動会でも発表会でも、いつも端っこでもじもじしている息子のことを、ずっと心配していました。引っ込み思案で友達も少ない。このままで大丈夫だろうかと気をもむ日々が続いていました。ところがある日、息子は私が知らない顔を見せてくれました。そのひと言が、私の「心配」をまるごとひっくり返しました。
画像: ftnews.jp
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ずっと気になっていたこと

息子のK太は8歳。おとなしくて、自分からぐいぐい前に出るタイプではありません。
クラスの出し物では列の端、運動会のダンスでは一拍遅れてついていく。
「もう少し積極的になれたら、本人が生きやすくなるのかもしれない」と思いながらも、本人を傷つけたくなくて、言えずにいました。

先生から「問題はありません」と言われるたびに、ほっとしながらも、周りの元気な子たちとつい比べてしまい、母親としての小さな焦りや心配は消えないままでした。
期待しすぎてはいけないとわかっていても、なんとなく心配は消えないままでした。

近所で起きたケンカ

その日の夕方、近所の公園でひと騒動がありました。
小学生の男の子二人が言い合いになり、一人が泣き出してしまったのです。
居合わせた近所のお母さんたちが「まあまあ」となだめようとしましたが、泣き声はますます激しくなるばかり。
その場がどうにもおさまらなくなってきたとき、それまで私の隣で静かに様子を見ていたK太が、すっと迷いのない足取りで前に出たのです。

「え、K太?」

思わず声が出ました。

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