都内から地方に引っ越す我が家を「都落ちじゃん」と嘲笑ったママ友が、数年後に【没落していた】話

私が地方に引っ越すと聞いて「かわいそう、旦那さん左遷？」と嘲笑ったママ友

私は、旦那と小学生の息子と3人で暮らすパート主婦です。結婚してからずっと都内に住んでいましたが、旦那に異動辞令が出たため、東京から飛行機で2時間かかる地方へ転居することになりました。

周りの知人や友人は寂しがってくれたり、励ましてくれたりと優しかったのですが、息子のスイミングで知り合ったママ友Aさんだけは様子が違いました。

Aさんは、私が地方に転居すると知ると「えっ、田舎に行くなんて、まさに“都落ち”じゃん！ かわいそう〜（笑）地方転勤なんて、旦那さん左遷されたんじゃないの？」と嘲笑ってきたのです。

私のことだけでなく、旦那のことまでバカにされた気分になり、思わず文句を言いかけた私でしたが、周りの目もありグッと耐えました。

引っ越した後も、しばらく忘れられないくらい悔しい出来事でしたが、実は私の知らないところで、Aさんには“天罰”がくだっていたのです。

再び都内に戻ってきた私。共通の知人にママ友の近況を聞いてみると……

数年後、またもや旦那の転勤により、再び都内に戻ってきた私。早速、親しかった人たちを誘って、食事に行きました。

会話に花を咲かせるうちに、ふとAさんのことを思い出した私は、共通の知人に「そういえば、Aさんって今どうしてるの？」と聞いてみました。すると、その知人から予想もしない答えが返ってきたのです。

「Aさんは旦那さんに不倫がバレて離婚したよ。元々Aさんの性格や浪費癖などが原因で夫婦仲は悪かったみたい。Aさんは地元に帰って、子どもは旦那さんが都内の実家で育てているよ。」

ちなみにAさんの地元は、私の転居先だった地方よりもさらに田舎の方だったそうです。あれだけ彼女が嫌がっていた地方に転居し、子どもとも一緒に住めず、慰謝料の支払いに追われて苦しい生活をしているなんて……。

想像すると気の毒にはなりましたが、Aさんの犯した過ちを考えると、自業自得としか言えません。「自分がしたことは、自分に返ってくるというのは本当だな」と思ってしまいました。

【体験者：30代・女性パート主婦、回答時期：2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。