身体も心も傷つけるDV行為。責任感の強い人ほど「自分さえ我慢すれば」「私がダメな人間だから」と耐えてしまうことも、よくあるようです。まさにそんな状況だった友人のD子が、夫から逃げることができた理由を聞かせてくれました。
画像: 【DV夫】から、息子を連れて決死の夜逃げ!「ママが弱虫でごめんね」→ 息子から思わぬ言葉が!

エリート夫の暴力

小学一年生の息子がいる私は、夫からの日常的な暴力に悩んでいました。
彼は、いわゆるエリートで、世間からの評価も高いのですが、いったんスイッチが入ると、たがが外れたように私を殴るのです。
今のところ、私にしか手を出しませんが、いつ息子に被害が及ぶかと思うと不安で夜も眠れなくなります。かといって何の取り柄も、職もない私が、彼なしで子供を立派に育てられるかどうか。離婚ともなれば、親権さえ取られてしまうのではないかと恐ろしくなり、耐え忍ぶ毎日が続いていました。

自分さえ我慢すれば、、、

その日は特に夫の機嫌が悪く、いつもより激しい暴力が続きました。ひとしきり殴られたあと、心配する息子を抱きしめ、私はむせび泣きました。
「弱虫でごめんね。ママはだめな人間だから、パパがいないとあなたに苦労させてしまう」
息子には、経済的な負担をかけたくありませんでした。自分さえ我慢すれば、今の生活が保てるのです。

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