出身地で安易に人を見下すのは恥ずかしい行為ですよね。けれど、古い価値観を持っている人は「田舎だから」「都会だから」と何かと理由をつけてマウントを取ってくるものです。今回は友人のA子が姑とのエピソードを聞かせてくれました。
画像: 「田舎出身でかわいそうねぇ」故郷をバカにしてくる姑を → 結婚式当日、黙らせた出来事とは?

出身地でマウントを取ってくる姑

私は先日、大学時代からお付き合いしていた彼と結婚することになりました。
彼は生まれも育ちも東京です。彼自身は出身地など気にしていませんが、姑はそうではない様子。
東京といってもそこまで都会ではないエリアの出身なのに「うちは都会育ちだから」「私も生まれてからずっと東京なのよ。田舎になんか住めないわ」と、しきりに東京出身であるということを自慢してきました。

両親のことも馬鹿にされ……

一方、私は地方の出身です。
結婚式は東京ですることになっていましたが、姑は顔を合わせるたびに「A子さんのご両親は田舎の人だから、都会に来るのは大変なんじゃないかしら?」「田舎の人は電車とかも慣れてないんじゃない~? お着物とかもどうするの?」と、実家の両親のことまで見下してきました。

彼も見かねて「俺が母さんに言うよ」と言ってくれましたが、「結婚式前に揉めたくないから」と私が止めていたため、姑のマウントは増長する一方でした。

当日、恥をかいたのは

しかし、実は私の実家は地方の地主でかなり裕福です。
両親も今は田舎に住んでいますが、もともとは東京で暮らしていたので、センスも感性も洗練されていて、姑の想像とはかけ離れた人たちです。

結婚式当日、私の母が着た黒留袖も、一目見ただけでそれは見事なものでした。正絹100%の最高品質の生地に、立体的な総手刺繍。帯は西陣帯です。
一方、安いレンタルで済ませた姑の留袖は、母と姑が並ぶと素人が見ても一目瞭然の差がありました。

さすがに姑にもそれが分かり、よほど悔しかったようです。着物の話題には一切触れようとしませんでした。


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