個人差はありますが、妊娠初期はつわりのせいで気分が悪くなることも。周りから見ると妊婦さんとはわからないことが多いので、電車の中などで「席を譲ってください」と言えずに苦労した経験のある人もいるのでは? 今回は妊娠初期に電車の中で、ある人に助けられた経験のある筆者の知人、Sさんから聞いたお話です。
画像: 妊娠初期、電車で【吐き気に耐えながら青い顔で立っている】と「ほら、おいで」差し伸べられた手に、涙

妊娠初期に

当時Sさんは妊娠3ヶ月。つわりで突然気分が悪くなったり、頭痛がしたりするため普段はできるだけ空いている電車に乗って移動するようにしていました。

しかしその日は電車のトラブルがあったため、予想外に少し混みあった電車に乗ることに。

「あ……なんか気持ち悪くなってきちゃった」
吊革につかまって立っているうちに、気分が悪くなってしまったSさん。

しかしまだ妊娠初期で見た目では妊娠してることがわからないため、席を譲って欲しいと誰かに言う勇気はありませんでした。

「マタニティマーク、つけて来たら良かったかも」
運悪くマタニティマークをバッグにつけるのを忘れていたことを後悔しつつ、Sさんは青い顔でひそかに吐き気を堪えていました。


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