「パパがいなくてかわいそう～」シンママに【仲良し家族アピールをするママ友】→ まさかの結末が！

離婚を機に引っ越してきたシングルマザーを敵視するママ友

私の娘が小学3年生の頃、娘のクラスにAちゃんという子が転校してきました。Aちゃんのママはシングルマザーで、離婚を機に実家に戻ってきたそうです。

引っ越してきて早々、Aちゃんママは総合病院の看護師として働き始めました。自立しているだけでなく、品があって美人なAちゃんママを、憧れの眼差しで見る保護者は多かったです。

しかし逆に、理不尽な敵対心を持つ人も。

娘のクラスには、Bちゃんという女の子がいました。ある日、娘から「Bちゃんは家でお母さんに『勉強も運動も、絶対Aちゃんに負けるな』って言われてるんだって」という話を聞きました。

「何か嫌なことが起こりそうな予感がする……」と、不穏な気持ちでいたところ、案の定、BちゃんママがAちゃんママにやたらと絡んでいるのを見かけるようになったのです。

例えば運動会では、Bちゃんママがわざわざ自分たち家族の隣にAちゃん親子を呼びつけ、「2人じゃ寂しいでしょ？ パパがいないなんて、Aちゃんかわいそうね〜。何かあったら、うちの旦那貸すから！」と笑いながら言っていました。

また授業参観で、BちゃんママがAちゃんママに「これ、うちの旦那がBに買ったアクセサリーなんだけど、Bにはちょっとダサくて似合わないからAちゃんにあげるわ。幸せのお裾分けよ♡」と押し付けようとしている現場に遭遇。

Aちゃんママは丁重に断って去って行きましたが、Bちゃんママとその取り巻きが「はぁ？ これ結構高いのよ！ 断るなんて、シングルのくせに何様のつもりかしら」と陰口を叩いているのを見て、Aちゃんママに同情せずにはいられませんでした。

しかしその数年後、予想もしなかった展開が待っていたのです。