車の運転ができない人にとっては、外出の際に運転ができる家族はかなり頼りになる存在です。しかし、いつも運転してくれて当たり前といった態度ではいつか関係性にヒビが入ってしまいます。
今回はそんな車の運転に関する家族トラブルを経験した、私の知人Mさんに聞いたお話です。
画像: <妻をタクシー扱い>夫「次は母さんの病院。それからデパートに連れて行け」→ 妻の報復が始まる──!

運転手扱いをされる日々

Mさんは当時、友人の紹介で出会った旦那さんと結婚したばかりでした。

見た目がイケメンで性格の優しい旦那さんは、非の打ち所がない男性だと思っていたMさん。

しかし結婚してみるとすぐに、旦那さんが重度のマザコンであることがわかったのでした。

「じゃあ、次は母さんの病院。その後はデパート行ってくれ」
休日になると旦那さんはMさんに車の運転をさせ、同居しているお義母さんの用事の送迎をさせるのでした。
「……はい、わかりました」
「本当によかったわ、運転できるお嫁さん見つけてくれて」
「結婚相手の最低条件だったからな」
「さすが〇〇ちゃん(旦那さん)ね! 見る目があるわ!」
毎週呼び出されるので休日にゆっくり過ごすこともできず、うんざりしていたMさんでしたが、断ることもできずに黙々と運転をします。

「じゃあ、Mはここで待っててくれ。用事が終わったら連絡するからすぐ来てくれよ。さあ行こう、母さん」
旦那さんは、事故をしてケガをしたら大変だから、という理由でお義母さんに反対されたため、運転免許を持っていません。

そのため毎週Mさんをまるで運転手のように扱うのでした。

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