恋愛の渦中にいると周りが見えなくなり、ときに間違った選択をすることもあるかもしれません……。筆者の後輩Aも、年上男性にどハマりして自分を見失いかけたことがあるとか……。そんなAが語った、不倫を回避したエピソードをご紹介します。

好き……! 既婚者でもいいの

画像1: 好き……! 既婚者でもいいの
画像2: 好き……! 既婚者でもいいの

上司が店を出て、取り残されたA。そこへお店のママがやってきて……

「惚れた男っていうのは、わかりやすいわね〜! でもね、あの方よくご家族でここへ来るのよ。ほら、この写真見て。お子さんたち、パパ似で可愛くって 」

ママから差し出された写真には、幸せそうな上司一家の姿が写っていました。その写真を見せられたことで「あなたみたいな若者に出る幕はないわよ。やめときなさい」と、まるでそう言われたような気がして、自分の浅はかさを痛感。Aは一人トボトボ家路に着いたのでした。

1枚の写真から伝わる幸せな家族の姿を見て、目が覚めたA。これ以上深入りしてはいけない……と、潔く上司から身を引いたようです。
様々なお客さんの相手をするスナックのママだからこそできた諭し方ですね。大人の風格に完敗です。

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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:オカザキワカコ


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