警察官に声をかけられて何かを言われたら、つい素直に信用してしまいませんか? しかし声をかけてきた警察官に違和感を抱いたとしたら……あなたはどう行動しますか?
今回は、運転中にパトカーに停められた知人女性の怖い体験談をお届けします。

警察官に抱いた違和感!

画像: 警察官に抱いた違和感!

警察官に違和感を覚えた私は、この道に一時停止が無いことを指摘しました。すると、その警察官は少しはひるんだものの、「はぁ? とりあえず免許証出して」と言ってきました。
しかし私はどうしても納得がいかず「一時停止は無いはずです。出したくありません」と拒否!

すると警察官は、私の指摘に対して何も釈明しないまま、さらにしつこく免許証の提示を求めてきたのです。これは絶対におかしいと確信した私。そこで、「どこの警察署の何課の方ですか? 警察署に確認するので所属と名前を教えてください」と言いました。

すると突然、その警察官は「くそっ」と悪態をついて逃走──!!

あまりの出来事に「は!? 何だったの?」と思った私は、帰宅後、夫にこの話をすると「警察に相談した方がいい」と言われたのです。
こんな話を警察が聞いてくれるのかと不安でしたが、念のため連絡すると......すぐに警察がやって来て「ドライブレコーダーはついていますか?」と聞かれました。

私はワケが分からず「どういうことですか?」と質問すると、「実はその警察官はニセモノです」と衝撃的な事実が発覚!!

警察の話によると、女性にいたずらする目的で変装して近づき、車に乗せる手口なのだとか。実際に車に乗ってしまい、被害を受けた方もいるとのことでした……。「だからもっと詳しく話を聞かせて下さい」と言われ、ドライブレコーダーを提出することに。

その後、ドライブレコーダーに車のナンバーと犯人の顔が映っていたためニセ警察官は捕まりましたが、かなりゾッとした出来事でした……。

警察官からの要求を拒否するのは、すごく勇気がいったと思います。しかし今回は、自分が抱いた違和感を信じ、思い切った行動に出たことで被害を防ぐことができました。おかしいと思った時は、どんな相手であれ、毅然とした対応をすることが大事ですね。

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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:藤島がらす
ltnライター:RIE.K

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