高校生時代、筆者はサッカー部に所属する先輩に憧れていました。
「付き合うのは無理でも、女子として意識して欲しい!」そんな強い想いに駆られた筆者は、バレンタインに思い切ってアクションを起こします。
今回は筆者が体験したバレンタインにまつわる、ほろ苦いエピソードを紹介しますね!
画像: ftnews.jp
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サッカー部のエース

高校生時代、私はサッカー部のエースS先輩に強い憧れを抱いていました。
S先輩はサッカーが得意な上に、抜群のルックスの持ち主で、常に多くの女子から囲まれていたのです。
なので、会話らしい会話を交わしたこともありませんでしたが、それでもイケメンの先輩を遠目から見られるだけで幸せでした。

仲良しの友人と共に先輩の試合を応援し「本当に、格好良いよね~」と黄色い歓声を上げるのが、何より楽しかったのを今でも覚えています。
今となれば「恋」というよりは、アイドルを推すような感覚で先輩を見ていたのでしょう。

手作りチョコのプレゼント

ですがやはり、ファンとしては何かしてあげたいのが心理でしょう。
そこで私はバレンタインに、先輩に向けて手作りチョコを贈る決心を固めます。
友人もまた、お小遣いを貯めて、デパートで高級チョコレートを購入しました。

「先輩に喜んで貰えたら、嬉しいよね!」
そう言ってドキドキしながら先輩にチョコを渡すと、先輩は爽やかな笑顔で「ありがとう!」と言ってくれました。
あの時のトキメキと喜びを十数年経った今でも忘れることが出来ません。


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