ビジネスマナーは研修を受けることも多いので『できて当たり前』ということもあります。しかし長年知らなかったマナーが原因で、恥をかいてしまうことも……。これは筆者の友人・Fから聞いた恥ずかしいエピソードです。
画像: ftnews.jp
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バリキャリの友人・F

私の友人・Fは、大手企業に勤務するバリキャリの女性です。
営業職として華々しい成績を上げ、部署内では一目置かれる存在でした。
30代半ばで課長職となり、「仕事が生きがい!」と公言するほど生き生きと働いていました。

ある日、Fの部署に他社からヘッドハンティングされた優秀なHが着任しました。
Hは頭脳明晰で営業力も抜群……本部長という役職でFの直属の上司にあたるポジション。
FはHを目標に、さらに仕事に邁進したのです。

個室のノック

ある日、Fは新規開拓先の報告でHに呼ばれたので、本部長室まで行きノックを2回しました。

部屋にいるはずのHから返事はありません。
『ついさっき内線で呼ばれたのにおかしいな……』と思いながら、さらに2回ノックをすると、中から怒ったような声で「どうぞ!」と言われました。


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